カブトムシの飼育から、息子とコーチング実践。
何とか、2回目の投稿をすることが出来ました!
見ていただいた方、ありがとうございます。
初めての投稿は、「コーチングを学び、息子と関わるヒントを得る。」という内容で投稿しました。
今回は、カブトムシをきっかけに息子とのコミュニケーションを、コーチング的な考えから行えた(であろう)時の事をアウトプットします。
メスのカブトムシをもらう
オスのカブトムシを育てていた息子が、夏の終わりにメスのカブトムシをお友達からもらってきました。
その日、いつもより少し遅い時間に帰宅した私は、同じ虫カゴに入っているオスとメスのカブトムシを発見します。
これはマズい。卵を産んでしまう。。
以前、友人宅でカブトムシをつがいにしたところ、大繁殖して大変だった話を聞いている私と妻は大慌て。
すぐに、息子に別々の虫カゴに分けて入れるよう依頼しました。
即拒否です。
「ヤダっ!!分かってやってるの。」
一緒に飼うと卵産むんだよっ!と友達に教えてもらった息子の第一声です。
一度やりたくなってしまった事は、今すぐやりたい奔放な息子(9歳・精神年齢低め)です。こうなった時の彼のかたくなさ・気持ちの変わらなさは、嫌になるほど知っています。
説得する
戦々恐々とした私は、説得します。
私「去年、カブトムシ1匹だけでも、すぐに死なせてしまったでしょ。」
私「もし、いっぱい卵を産んだら、お世話しきれなくなって死んじゃうかもよ?かわいそうだと思わない?」
息子「いいじゃ~ん。大丈夫だから!!」
素晴らしい自信ですが、根拠が皆無です。。
ここから、雲行きが怪しくなります。
妻「卵、幼虫..考えただけで気持ち悪い。しかも、自分でお世話出来ないでしょ~。」
私「○○(息子)が、お世話出来ないと困るよ。誰がお世話にするの?」
去年の経験から、完全に決めつけてしまっています。
息子「でも、ちゃんとやるから!!いいでしょ~」
私「・・・」
コーチング実践へ
ここでふと、コーチングで学んだ事が、頭に思い浮かびました。
前々日の「シーソーの法則」について考える2回目のセミナーの事です。
(「シーソーの法則」の詳細は、リンクの前回記事に載っていますので、良ければご覧下さい。)
そうだ!!
自分(私)の考えの方に引っ張るから、余計にかたくなに拒否するんだ!息子(の意思)に近づこう。急に、息子を信じて任せてみよう!と思えました。
私「分かったよ。○○(息子)の責任で育てる事が出来るなら、一緒の虫カゴでいいよ!面倒ちゃんと見れるもんね。」
息子「う、うん!」
息子「本当にいいの。大丈夫なの?」
私「いいよ!大丈夫だよ!!」
息子「え、でも沢山産まれちゃうかもしれないよね・・?」
息子「そんなに沢山産まちゃって、死なせちゃったらかわいそうだよね・・」
その後も話をした結果、自分で出来るか不安になったようで、結局カブトムシのオスとメスは別々の虫カゴに入れる事になりました。
実践から感じた事
説得をスタートした段階から、つがいを1つの虫カゴで飼ってほしくなかったのは、「気持ちが悪い&結局私(達)が面倒を見なくてはいけなくなるんでしょ!」と親都合でした。
私達が主体になっていました。
コーチングを実践へのところから、事態が変わりました。
主体を息子にゆだねて・任せる事が出来ました。
私達の話にも耳を傾けるようになって、もともとは優しい気持ちを奥底に持っている息子は別々の虫カゴで育てるという決断をしてくれました。
今回のように、上手くいく事ばかりではありませんが、息子の意思に近づこうと意識する事で話やコミュニケーションが、コーチングを学ぶ前と比べると随分変わってきているなと実感しています。
最後に
最終的には、強制をせず自分で決めた事なので、約2カ月経った今日も積極的にお世話をしてくれています。
もし、強制的に虫カゴを別々にしていたら想像すると、、。良かったなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。