アサーティブになる(68)
これまでのメルマガを振り返ってみると、「いかに相手を理解するか」「うまく聴くためにはどうするか」という視点で書いていることが多いことに気づきました。これはおそらく、私自身が「聞き上手で話し下手」であると自認しているからだろうと思います。
ですが仮にもコミュニケーションをテーマにしているのですから、「いかに自分を理解させるか」「うまく話すためにはどうするか」も考えなければ不十分でしょう。
自分の気持ちや考えを上手に伝える能力を「アサーション」と言います。自分を押し殺して受け手に徹するのも、またそれに耐えかねてどこかで破綻してしまうのも、どちらもアサーティブではありません。
そう思って周りをみてみると、ユーモアを交えて上手に伝える人、確固とした信念を持って押していく人、それぞれにスタイルはあり、一長一短はありますが、見習うべきヒントがたくさんあるなあということに気づきます。
文章:精神科やすだ (2007年10月26日初公開)
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