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フィリップス曲線~インフレ目標2%の根拠~
今回はアベノミクスで導入された「インフレ目標2%」の根拠について、アウトプットも兼ねて解説していきます!
インフレ目標2%の根拠は、フィリップス曲線に根拠があります。
フィリップス曲線とはフィリップス曲線とは、インフレ率と失業率には短期的トレードオフの関係にあるという概念です。
つまり、インフレ率が高い時には失業率が下がり、逆にインフレ率が低い時は失業率が上がること。
1958年、A.フィ
自由貿易 VS 保護貿易
前提自由貿易を考える際に、モノの自由貿易と人の自由貿易を分ける必要があります。
今回はモノの自由貿易に限って、話を進めていきます。
結論結論から言えば、自由貿易は経済学的には”基本的に”良いことです。
食料自給率のウソでも述べましたが、食料は国内のみで生産するより、様々な国から輸入した方が、リスク分散できるので安定供給できます。
理由まず、自由貿易の大原則は、「モノの流通量が増え、価格が安
食料自給率のウソ【全く問題ありません!】
よく、「日本の食料自給率が低くてヤバい!」という話をよく聞きますよね!
しかし、食料自給率が低いことは全く問題ではありません!
今回はそれについて、アウトプットも兼ねて解説していきます!
農作物の作られ方日本の食料自給率が低いことが問題ではない理由は、「農作物の作られ方」を見れば明らかです。
農作物を作るにはまず、田んぼや畑を耕すことが必要です。
耕すには、トラクターを使用するのが基本で
内部留保の考え方でわかる!日本の現状
現在の経済状況でよく問題視されるのが、企業の「内部留保」というものです。
実際、アベノミクス以降も積み上がっていることから、大企業優遇と批判される元凶です。
内部留保は、正確には「利益余剰金」で、現預金だけでなく、土地・設備といった固定資産も含むので、全てが現金という訳ではありません。
まず大前提として、企業はお金を持っているだけでは利益を生みません。
そのため、何らかのモノに交換するのが
アベノミクス批判への反論【データあり】
実質賃金とはアベノミクス批判の代表的なものに、「実質賃金が下がってる!」という批判がありますよね!
たしかに下の図を見たら、実質賃金が下がっていることが分かります。
実質賃金とは、その賃金でどれくらいのモノが買えるかという購買力を示す賃金です。計算式は、
「実質賃金 = 名目賃金 ÷ インフレ率」
名目賃金とは、実際に貰った額面の賃金です。
その実質賃金が、アベノミクス以降に下がっている
古典派経済学~新自由主義の原点~
今回は「古典派経済学」についてアウトプットも兼ねて解説します!
需要と供給パレート最適
需要と供給の話において重要なのは、「経済の基本原則」であるモノの価値は、多いモノは低く、少ないモノは高いということです。
しかし、上記の原則を元に考え、僕のサイン色紙を売りにだしたら、売れるでしょうか?
今の僕ではまぁ無理ですね笑
つまり、モノの価値の原則には、需要があるということが前提です。
そし
お金の歴史~物々交換から紙切れへ~【経済】
今回は「お金の成り立ち」についてアウトプットも兼ねて解説していきます。
物々交換の罠まず経済の始まりは物々交換でした。
もしここが理解できていない場合は、下記のnoteを読んでみてください。
物々交換は、お互いの持っている価値に大差がなければ成立する仕組みでした。
この前の例で言えば、リンゴ1個と魚1匹の価値はあまり変わらないということです。
では下記の例ではどうでしょう?
「リンゴ農