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ローランドの本に意外とハマった話

「世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か。」

これは、現在実業家として活躍する元ホストのROLAND(ローランド)の言葉です。

ローランドをあまり知らないという方も、この言葉は聞いたことがあるという方はいらっしゃるのではないでしょうか。

例にもれず、僕もローランドに関してはそこまで詳しくはありませんでした。

「ホストだから、チャラい男」

「実業家だからお金持ち?」

というイメージでした。

ですが、興味本位で手に取ったこの言葉と同名の彼の著書を読み、僕はローランドのイメージが変わり、この本が好きになりました。

『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』

ローランド初の著書となるこの本は、ローランドが残した数々の名(迷?)言が残されています。


その一つ一つに対して、ローランドが解説していくという流れの本になっています。


まず最初は

「世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か。」

から始まります。


ローランドは幼少期の頃から自分が特別な人間だと感じていたと言います。

幼少期からどこにも属したくない、自分は特別であると信じていたと言います。


「俺以外」として生きることは嫌だと、どんな犠牲を払ってでも唯一無二の自分でいたいからこそ、この言葉が出てきたのだと言います。


僕がなぜこの本を手に取ったのか

以前から「俺か、俺以外か」という言葉だけは聞いたことがありましたが、言葉だけが先行して、ローランドという人を全く知りませんでした。


本を読むことは、その人の人生を丸ごと教えていただくことだと聞いたことがあります。

僕は、ローランドという人の生き方・人生を、有名な言葉を通じて知りたかったからこそ、この本を手に取りました。


僕が思うローランド像

僕はローランドについて、一番最初の言葉ぐらいしか知らなかったことが、逆に良かったと思います。


先入観を持たずに本を読むことで、ローランドという人についてフラットに考える事ができたなと思います。


僕がこの本を読んで思ったローランド像は、


「自分に正直な人」


だということです。


一つ一つの名言の根源にあるのは、自分に自信を持っているから、自分を信じているからこそ出てくる言葉だと思います。


自分に正直であり、自分に嘘をつかないこと。


一つ一つの名言の根源がここにあるからこそ、一つ一つの名言に重みが出てくるのだと思います。


本を読む前、読んでからのイメージ

僕がこの本を好きになった理由は、読む前と読んだあとのローランドのギャップがあり、ローランドの生き方を自分にも照らし合わせることができたからです。

①と②に分けて、好きになった理由をまとめます。


①イメージのギャップが良かったから


僕が本を読む前のローランドのイメージは

「ホスト」

「チャラい」

「ちゃんとした人なの?」

でした。


本を読んでからのイメージは

「ちゃんと自分で意図して発言し、その発言を嘘にしない筋を通す人」

というイメージに変わりました。


②ローランドの人物像への共感


最初からローランドが自分に自信がめちゃくちゃあったかというとそうではなく、ローランド自身の人生の転機となったことにちゃんと触れて、理由があってホストを目指すことにしたこと、ホストから実業家に転身した理由・・・に共感が持てたからです。


共感したというのは、僕自身がホストとして成功したいとかではなく、

ローランドがいかに義理人情や、自分の考え方を大事にしてきたのか、この本を通して見ることができたからこそ、


ローランドという人間が何を大切に生きてきたのかの考え方に共感したのが、この本を好きになった理由です。


ローランドという人物像がイメージ先行しているからこそ、「元から凄い人」というイメージもついているのではないかと思います。


それを良い意味で覆すような、ローランドの生き方を知ることができて、

自分も自信を持つ生き方ができるようになるのではないかという期待をもたせられる本になっているところが、僕がこの本の好きなところです。


ローランドは一つ一つの名言がありますが、一つ一つの発言に意図があり、

自分の信条を大事にしていて、

たとえハッタリだと人が思うことに対しても責任を取る人という印象を受けました。


ローランドというイメージが先行しがちな人物だからこそ、

どんな人なのかよく知らないという方に手に取ってほしいなと思います。


そして、どうしてここまで自信を持って発言ができるのか?が気になる人にも、手に取っていただきたいなと思います。

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