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【本編】「Hamiet Bluiett」 Jazz Music Review #002
今回取り上げる音楽
Album「Hamiet Bluiett - Bearer of the Holy Flame」(1994)
音楽レビュー・感想
バリトンサックス奏者Hamiett Bluiett。
黒いジャズ好きな方にはお馴染みのBlack Fireレーベルからの作品。
この作品を取り上げた大きな理由は、
収録曲 ”I'll Close My Eyes” が異常にカッコいいから。
よくジャズスタンダードとして、沢山のプレイヤーがカバーしている楽曲です。
では早速聴いてみましょう。
上の動画の43:34辺りからスタートします。
どうでしょうか?
個人的には数あるカバーの中で、最も好きなカバーです。
ついでに2番目に好みなのは、Doug Raney Quintetによるカバー。
世間で一番有名なのは、Blue Mitchell Quartetによるカバーですね。
Blue Mitchellのもいいですが、正直聴き過ぎて、
少し違いを求めてる自分がいます。
さてHamiett Bluiettの方、
のっけからバリトンサックスの語りかけるようなブロウがハンパない。
即効で心掴まれます。
Free Jazzな演奏をすることもあるHamiett Bluiettですが、
ここではかなりメロウに演っています。
The 360 Degree Music Experienceのメンバーでもあった彼。
フリーな演奏を聴きたい場合はIn:Sanityを聴くといいかもしれません。
フリーの中にどこか歌心を感じます。
「The 360 Degree Music Experience - In:Sanity」(1977)
Hamiett Bluiettのソロが終わると、
ライブ録音ということもあり、観客の拍手が聴こえてきます。思わず自分も拍手。
次に来るのはJohn Hicksのピアノソロ。
即興性あり相当メロウに決まっています。
彼名義の名盤も挙げておきましょう。
「John Hicks - Hells Bells」(1975)
「Hamiet Bluiett - Bearer of the Holy Flame」
にクレジットされている演奏者は以下の通り。
Hamiet BluiettとJohn Hicks以外は、
マークしている演奏者ではなかったので、詳細はよく分かってません。
読者の中で、オススメな作品あったら、ぜひ教えてほしいです。
Baritone Saxophone, Clarinet, Alto Flute, – Hamiet Bluiett
Bass – Fred Hopkins
Drums – Marvin "Smitty" Smith
Percussion – Chief Bey
Piano – John Hicks
では今回はここまでとして、
ピックアップした "I'll Close My Eyes" 意外も素晴らしい演奏ですので、
是非通して聴いてみてはいかがでしょう?
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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