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#035 トップ画は『湿布を貪る高齢者に"NO"を突きつけるステッカー』です。生成画像ですので、ご自由にお使いください。

今週結構しんどかったのですが、なんとか無事金曜日を迎え仕事の目処もだいぶ立ち始めていたので
今日は比較的るんるんな金曜日になるつもり だったのですが

朝からガツーンと頭をぶん殴られたような衝撃的なvoicyとともに、そんな華金はどこぞへ吹っ飛んでしまいました。
それだけに終わらず、今日は夜にもう一発、ガツーン!な衝撃があったのでその2つのご紹介です。

※なお、トップ画はこの朝のガツーン!から考えた
【もの言う現役世代アクション】としてのアイディアの一つです。
高齢者個人への誹謗中傷ではなく、知らないうちにトンデモないことに加担してしまうことの恐ろしさへの理解と間違ったシステムに対する警鐘を意図したものです。
ぜひvoicyを聴いて共感いただけたなら小さなものでもいいので何か一つご自身でもアクションに結びつけていただけると嬉しいです

朝のガツーン↓

そして夜のガツーン↓

朝のガツーンからの、PTAや現役世代についての作戦

子育て支援に逆行する制度乱用【1/2】現役世代への負担改善が本丸(2024/2/16 #1044)

ご紹介とはいえ、放送内容に関しては直接木下斉さんの音声から聴いてもらう方がいいと思いますので、内容紹介は割愛させていただきます。

キーワードだけちょいだしすると、ステルス課金で現役世代が相変わらずめちゃくちゃな負担を背負わされそうだという話を木下斉さんが怒りを持って解説してくれています。現状の日本を把握するため、冒頭5分だけでも良いですので、ぜひお聞きください。

さて、
朝のガツーンを受けて色々モヤモヤと考えていたのですが
ふと、まずは自分の地区のPTA世代の実態調査から手をつけようかと思いつき
色々ワクワクし始めました。

普段、子どもたちのための見回り活動を行う町内会の組織をやっています。
そもそもは、地域の見回りは子育て世代がやれるのが一番いい。
とはいえ人口減少、超高齢化、供給制約時代において現役世代の負担は昔に比べ甚大なものになってます。

その大変な現役世代には、さらなる負担を追加し地域のことをどうこう、とまではなかなかお願いできないのが実情。

逆に、そんな子育て世代を地域の引退世代が支えることはできないか?地域の子どもたちを地域全体で見守っていくことはできないか?
そして、もしそのような地域が成り立ったとしたならば、子育て世代及びその子どもたちは感謝を感じ、地域への愛着も増すはずだ、と常々考えていました。

また、この地域のあり方は引退世代の方にもメリットが多い話であり、地域の中でのご自身の居場所ができることや、生き生き元気な老後を送れることなど、結構充実した引退後の人生が待っているのです。
これから日本が迎える超高齢化社会におけるいわゆる勝ち組高齢者になれるという話です。

地域の子どもたちを核に現役世代と高齢者世代を繋ぐ

さて、ではどうしたら、引退世代と子育て世代をつなげることができるのか?
これがここしばらくの僕の中の大きなテーマの一つでした。

何よりも引退世代の方々の社会へ対する眼差し、感覚が昔のままであることが大きな障害として立ちはだかっているなと感じております。

なので、まずは今の現役世代のことを知ってもらう、あなたたちの時代とは全く違うということを、身近に暮らしている人々の生活から実感してもらう必要があると考えてました。

所得と介護保険、健康保険料の比率、一般的な世代収入の比較表などもデータさえ集めれば掲示できるかもなと。。。

僕自身がPTA世代に足を踏み入れだした、まさにこのタイミングで
地元の地域でなら次の一手を仕掛けていけるなと考え至りました。
朝のガツーンを受け、現役世代は社会に対してのアプローチを明確に変えていかなければいけないと感じたので、一気に視界が開けた気がしました。

夜のガツーンからの、デジタル民主主義の萌芽

そして夜、最近気になっていた台湾のデジタル民主主義について
ドンピシャの放送を拝聴しました。
《社会》ロビー活動をアップデートするヒントが台湾に? 市民参加型の公共政策プラットフォーム「Join」の成功事例に学ぼう

印象に残ったエピソードとして
民主主義を勝ち取っていくためには、小さな成功体験が一番効果的という話がありました。
台湾のデジタル民主主義システムの「JOIN」の利用者は、15歳未満と65歳前後の世代が一番多いとのこと。この世代は時間に余裕があるとともに、社会に対して最も関心が高いとも。

子どもの時に、一般生活者の意見が国の政策に影響を与える経験を積むことができた子どもたちは、大人になっていくにあたり、社会へのコミットの仕方が絶対に変わってくるはずだと。

そして、
その真逆を行なってきたのが日本社会であり
誰1人として一般の生活者が国の政策に影響を与えうるという感覚を持ち得ていない不幸な社会。

最初に挙げた木下斉さんのvoicyでは、他の回でも現役世代の苦しさを
6公4民と表現されていたり(江戸自体には5公5民に反発した民衆の百姓一揆が多発)現代の奴隷制度だともおっしゃってます。

voicyの可能性

ただ、このvoicy界隈でのコミュニティには、台湾のデジタル民主主義に似た萌芽を感じます。

さまざまなvoicy配信者のもとで、言葉や行動を発する集団が生まれ始めているような気がします。さらにそのコミュニティでは安直な罵詈雑言を吐いたり、誰かと誰かが罵り合ったりするのとは違う、新しいネットコミュニティのあり方を示し始めています。

2人で1人の高齢者を支えているとされている現役世代。世代人口数としては、高齢者に比べ圧倒的な少数派となっており、政治的社会的に不遇の環境に置かれてきた世代です。
だがしかし、日本社会を実際に働いて支えているのもその少数派である現役世代なわけです。
票集めだけの政治から日本をどう変えていくことができるのか。現役世代のアクションがどのように変わっていくのか。その次第によっては、これからの未来に可能性も感じてます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

#ジブン株式会社マガジン
#子育て支援に逆行する制度乱用


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