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静かなるターニングポイント #033

ここ数日ハイカロリーな投稿が続いたので
本日は少しまったりで行こうかと思います。

今日は、僕が町内会でやっている地域の見回り活動の日でした。
活動内容としては、夕方日が暮れた後に、公園や駅周辺を見回り
暗がりの中で遅くまで遊んでいるような中高生がいないか見回りつつ
不審者への警戒を行うという内容、なのですが

暗くなるのが早く、夜も寒いこの季節においては
基本ほとんど案件が発生することはありません。

まぁ、たまにいちゃついている中高生がいたりしますが
本当に地方の暗がりの公園は危ないので
ちゃんと女の子を送って帰るよう促すくらいですか。
案外、不審者や事案は身近なところで起こっているから気をつけてね、と。

そんな案内をする相手もいない暗がりの公園をおっさんおばさんで見回りつつ

ふと
公園の遊具を見て、急に胸を締め付けられる思いに駆られました。
あれ?そういや最近5才の娘から「公園行こ!」っておねだりされないなと。。。

ちょっと前までは、見回りの際に公園の遊具が新しくなっている近場の公園など見つけると、お、今度娘連れてこようかな、とか思っていたのですが
そのまま、そんな機会もなく半年くらい過ぎちゃってる

最近では、アイパッドのお勉強アプリやらプリキュアごっこやらで
一緒に遊んでってせがまれはするのですが、公園の遊具で遊んでいた
ちびっこな娘はもう目の前から消えてしまっている、かも。

確かに、公園の小さな遊具で満足できるような体のサイズでは
いつの間にかなくなってしまっております。
おむつでプリッとしていたプリケツは、ストンとした可愛らしいおみ足に
ぷにぷにしていた子供らしい顔も、どこかシュッとした顔と伸ばし始めたポニテに。
さっきまであれだけ楽しそうに遊んでたのに、
急に"漏れちゃう〜"といって半べそかいてしまっていたちみっ子はもういないのです。

あれだけ一生懸命見ていた
アンパンマンもお猿のジョージも機関車トーマスも
いつの間にか、見なくなってしまって。
最近の日曜朝はプリキュアからの少し休憩を入れつつのヴィラン様とか楽しそうに見ていております。
こちらも一緒になって同じ番組を楽しめるようになったその成長を嬉しく思う反面、
あれだけ熱心に画面のキャラクターを食い入るように見ていた面影は微塵もない。

ああ、こうやって失われた日々に気が付くことが増えるにつれ
その都度その都度の、静かな感傷が積み重なってゆき人はゆっくりと歳をとっていくんだなと、急にしんみりしてしまいました。

今度の週末は、朝から娘を連れて公園に行こうと
そう決心した、41になる年の人生のターニングポイントでした。

目の前のことは、そのタイミングを過ぎた瞬間から、全て失われていく。
目の前の一つ一つを大切にしていきたいなと感傷的になってしまいました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

#ジブン株式会社マガジン

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