日本語を美しく感じることは殆どだ。「木漏れ日」、「一期一会」、「恋煩い」、「蝉しぐれ」、「おもてなし」、「侘び寂び」など、これらの言葉は日本独特の世界観を表現している。しかし、生活の中で時折、耳にして不快に思う言葉もある。その1つが、タイトルにもある「外人(がいじん)」という言葉だ。 「ガイジン」という言い方を初めて知ったのは、留学生向けの日本文化の講義だった。その授業では、「外人」と「外国人」の違いについて学び、さらに、もしそのような差別的な表現に遭遇する場合の対処法