僕とものづくり①
はじめまして、中村と申します。
僕がいつも心掛けている「次工程はお客さま」についてお話しします。
みなさん、次工程はお客さまってきいたことありますか?
僕がその言葉との出会いについて話ます。
僕にとって一社目の会社で得た経験が今でも僕の原点になっているのは間違いありません。
その時の仕事は、穴を開けるドリルを作ってました。一般的に切削工具と言われる工業製品です。それが非常に奥が深い製品です。DIYが好きな方には馴染みがあるかとおもいます。
精密加工が必要とされる分野でしたので皆さん職人気質で自分の作った物に自信を持っていました。言い換えると、一つ一つに自分の意思が込められてモノを造っていました。次の手にわたるモノは自分の自信作であり、受け取った次の工程がやりやすいカタチでお渡しする。まさしく商品を「お客さま」お渡しする。それにあたります。
実はこの言葉はものづくりだけではなく、すべての事に当てはまります。自分から誰かに、次にわたる誰かに快く受け取ってもらい、次の誰かのために出来ることをしてあげる。素晴らしい言葉です。
是非、心の隅にこの言葉をとどめて、次の誰かのため取り組んでみてはいかがでしょうか。
今でもこの言葉で指導してくれた大先輩に感謝してます。
〜yasuo nakamura/中村安男〜
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