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リモートワークの2ヶ月と、趣味で作ったプログラムの使い道について相談した話

リモートワークを始めて2ヶ月が経った。

働いている事務所へのインタビュー記事や、自分の仕事に対する考えを書いたアンケートなんかがnoteエントリーに上がっていて、
仕事しているなぁと感じている。
最近では画像編集アプリも使い始め、冒頭のサムネイル画像を作るようなこともやっている。

始めた当時はどうなるかと不安もあったが、意外となんとかなるものだなと思う。

これ、何かに使えないかな?

実は仕事以外にも、趣味でやっていることがある。

それはExcelVBAによるプログラミング。
前の職場を退職してからは仕事に関するプログラミングを行っていなかったが、趣味としてのプログラミングは細々とやっていた。

今回、プログラムがやっと完成の目を見たので公開したいと思い、この記事を書いた。

ものすごく簡単な仕組みだが、迷路を作るプログラムを作っていた
セル範囲を指定して、そこに罫線で迷路を作っていく

迷路を作成する・Excelの画面に書き出すという部分はかなり前から完成していたが、できた迷路を出力するという部分が実装できず、1年近く塩漬けになっていた。最近になってやっと画像出力するという方法が理解できたため、実装した次第である。
(なお、ここに掲載するために現在は画像として出力しているが、PDFとして出力することも可能だと思う。)

リモートワークを始めてからは、投稿記事の作成やらAI絵本の作成やらに時間を取られて使用する機会がほぼなかったが、このまま使わずにいるのはもったいないと思い、先日この画像を事務所にLINEで送り、相談を持ちかけた。

「これ、何かに使えないですかね?」

そもそもプログラム作成に至った経緯

前の職場で脳梗塞を発症する以前にも大きな怪我を2回ほどやらかしており、怪我の治療のために職場を離れた時期があった。

1回目の骨折は5ヶ月とそれほど時間はかからなかったが、2回目の頚椎ヘルニアの治療には1年近い期間を要することに。

長期間となって気持ちも沈みかけていたため、親の計らいで行政のサービスを利用することにした。その中に「福祉事業サービスの利用」というものがあった。週に数回、市の運営する福祉事業サービスを利用する、というものである。

とは言っても、自分のような障がい者が利用する例は少なく、大体の場合が高齢者の方。(中には認知症の方もいた…)

雰囲気だけならデイサービスやん。

と思いながら通っていた。

サービスを利用している高齢者の方は、入浴やらリハビリやらを利用するまでの間、印刷配布されたプリントをこなしていく。俗に言う脳トレであり、自分が見ただけでも、計算問題や文章の穴埋め、間違い探しなど様々な種類があった。

その中の一つに迷路がある。

福祉事業のスタッフや、市役所の担当されている方に話を聞いたところ、道筋を外れないように線を引くことや、正解の経路を見つけることが、認知症の予防・回復に役立つのだとか。

VBAを少しかじっていた(骨折の療養中にVBAに関する民間資格を取っていた)自分は、

これ、VBAでできるんじゃね?

と考えていた。
当初はパソコンのタイピング練習(コーディング)と思っていたが、今にして思えば暇つぶしである。

思い立ったがなんとか、とはよく言うもので、サービスを利用し終わって家に帰ってきたらプログラムの作成に勤しむ毎日。
(といっても、1ヶ月ほどで大まかな部分は完成した。)

そんな中、頚椎ヘルニアの症状もだいぶ良くなり、職場に復帰して仕事に時間を取られるようになり、また、できた迷路を出力する方法が分からず…で、このプログラムは中途半端なままフォルダ一覧の中に眠ることになった。

今回の脳梗塞の療養(および前の職場の退職)にともない、改めてこのプログラムの続きを作った結果、冒頭の流れになった…というわけである。

せっかくだもの、この迷路プログラムを活用したい!

さて、なんやかんやで苦労して完成させたプログラム。せっかくだから、何かに活用したい。

自分の中では「迷路の画像を作って画像編集ソフトで電子書籍風に作成し、ネットショッピングで販売するか?」と考えていたが、話を持ちかけたところ見事にボツになった。

『そんな売り方をして、誰が利用するんや?』

ごもっともであるw

ただ、聞いているうちに、もっと現実味のある利用方法があるという話を聞けたので、現在はその方法を調べている。

また動き出したら、報告する予定である。

余談

迷路のサンプルを渡した時に、あちら側がVBAについて食いついてきた。画像のような迷路が1分ぐらいで作成できる、と伝えたら驚かれた。
(後日、似たようなサイズの迷路を作成したところ40秒ほどだった。自分としては、これでも時間がかかっているかなぁと思うが…)

あまりにもすごい食いつきっぷりだったので話を聞いてみたところ、
なんでも、事務所の業務が多忙で手が回らないとのことで、VBAによる業務の自動化を考えているそうな。

近いうちに、自動化(というより、VBAを使った業務改善)のコツとかも説明した方がいいのかもしれない。

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