BTC相場分析(1時間足)12/2
4時間足の記事で、ここから上昇するパターンと下落するパターンの2つを共有させて頂きましたが、
その2つのパターンを、それぞれ1時間足に落とし込んだ場合、エリオット波動で、どの様に想定できるか参考になればと思います。
<ここから上昇するパターン>
90,900ドル付近~98,700ドル付近までが1時間足エリオット1波。
その1波に対してフィボナッチ比率0.618の価格帯まで調整下落して反発している事から95,700ドルがエリオット2波の底値と想定した場合、このまま
98,700ドルを明確に上抜け出来れば1時間足ベースでは現在
エリオット波動3波を形成していると判断ができて、95,700ドルからの上昇は1波に対してのフィボナッチ比率1.618の価格帯、103,550ドル付近まで継続されると思われます。
しかし、4時間足の記事でも書いた通り、調整下落ではフィボナッチ比率0.618、0.5、0.382のそれぞれの価格帯で反発する傾向があるので、94,800ドルや93,900ドル付近まで下落してから98,700ドルを上抜けしてくる可能性もあります
<ここから下落するパターン>
画像の白線が月足の高値同士を結んだトレンドラインで
赤線が1時間足で意識されている価格帯を結んだレジスタンスライン
その2つのラインが交わって多くの投資家が意識していると思われる
価格帯で抵抗されている為、この価格帯を上抜け出来るかどうかで
ここから上昇するパターンか下落するパターンかの判断の分かれ目になると
想定でき、下落するパターンとしては、上抜け出来ず売られ94,700ドルを明確に実体で下抜けした場合、まずは90,900ドル付近までの下落に警戒。
90,900ドルで反発出来た場合は90,000ドルを割ってくる可能性は、ある程度低くなりますが、90,900ドルを明確に下抜けしてきた場合は90,000ドルを割ってくる可能性が高くなり最大でフィボナッチ比率1.618の価格帯にあたる85,600ドル付近までの下落に警戒する必要が出てきます。
今週は
・ISM製造業景気指数
・JOLTS求人件数
・ADP雇用者数
・ISM非製造業景気指数
・雇用統計
・失業率
と相場(投資家心理)を大きく動かす重要経済指標があるので、
今週中には、まずは1時間足ベースでどちらのパターンで相場が動くか
決まると見ています。