ボイトレ講師は『音楽を売ってはいけない』
おはようございます。
電車で向かいに座った女の子(20)くらいがずっと見ていたので、『あの子は絶対に僕の事が好きだ。』と決め付けている坂口です。
さて。
今日は『アイスブレイクは知っていた方がいい。』ということについてお話ししていこうと思います。
『物事には段階がある』
昨日は週に2回のボイトレ(教える方)の日でした。
昨日の生徒さんは自分を指名してくれた初めての生徒さんだったので思い出が深い生徒さんだったんです。
僕は営業経験のあるミュージシャンだからなのかもしれませんが、
むちゃくちゃ『アイスブレイク』の部分を大事にしています。
『アイスブレイク』とは最初の空気作りみたいなもので、
営業でいうところの『あれから使い心地どうですか?』みたいな本題前の会話のことです。
#今回はあの時に購入して頂いた方限定で〜って繋がるやつね
この『アイスブレイク』とは別に営業だけで使うものではなく、恋愛などでも使えるんです。
よく『好きな人が振り向いてくれない。』と嘆いてる人ほど、
すぐにクローズ(本題)に行ってしまい、アイスブレイクをしていない人が多いなーとも感じます。
物事には段階がしっかりあって、それを無視出来るのは、超絶イケメンだとか超絶グラマーだとか(わかりませんが)目に見えるわかりやすい魅力がない限り難しいんじゃない?と思ってしまいます。
なので、目に見えない魅力で勝負するなら関係構築のための『アイスブレイク』と必須なんですね。
『商品は自分』
僕はよく、商品は自分で人生は営業だと言います。
わかりやすくいうと恋なんかはわかりやすい『営業力』だと思うんです。
だって、世の中のごまんといる男女の中から『僕を選んでよー』という訳なんで、自分をよく見せなきゃいけないし、わかってもらわないといけませんし、信用してもらわないと話になりません。
なので営業のテクニックは恋愛でも活かせることが多いんです。
さて、
ここで本題に戻りますが、僕はボイストレーナーをしていて気をつけていることがそれは『音楽は商品ではない』ということです。
こういうことをいうと目の色を変えて『音楽を舐めているのか!』と言われそうですが、これはお仕事の本質だと思っています。
これは間違いがちなんですが、商品は『音楽ではなく、自分なんです。』
確かにお客さんは(生徒さん)は顕在意識(有意識)では『歌が上手くなりたい』と思うんです。
しかし、潜在意識(無意識)では、『人生を豊かにしたい。』と思っていて、その結果始めたのが『音楽』なんです。
それこそ、歌が上手くなってカラオケに行ってうまいって言われたい。って方もいますし、ライブしてみたい!って方もいます。
じゃあ、自分たちが提供するものが、『自分』ではなく『音楽だったらどうなるか?』というと『満足したら辞める』ということです。
これは飲食店で考えるとわかりやすくて、
『お腹を満たす』が目的なら別のお店で替わりが効く
『その人に会う。』が目的なら別のお店では達成されません。
なので、
僕はボイトレ講師としていつも意識しているのが、『自分を売ることで生徒のさんのサードプレイス(家と会社以外の場所)を作る』を目的として、その『手段』として音楽をやっている感じなんです。
すると、僕に褒められたい。と思う生徒さんたちはめちゃくちゃ努力して次に会うときはかなり上手くなっているんです。
なので生徒さんからしても『成長』を感じられるので、『頑張ろう!』と思っていただけてるんだと思います。
そして、僕もまだまだ半人前にすらなっていないボイトレ講師ですが、シンプルに生徒さんが喜ぶ姿、成長していき姿が嬉しくて、ワクワクさせて頂いています。
もっと、もっと、
たくさんの人を喜ばせれるように今日もたくさん自分営業してきまーーす!
そんなこん坂口靖彦でした。
バイちゃ〜
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