ブラッシュアップ前提で物を考える
おはようございます。
いつも飲んでいる漢方を一旦やめてみようと思った結果、速攻で鼻水とくしゃみが止まらない坂口です。
さて。今日は「完璧主義と完了主義」というお話をしていきたいと思います。
「終わらせるマインド」
僕は5年くらい前に海外に住んでいましたが、(※いいだろ〜)とその時に感じたのが今日のテーマである「完璧」or「完了」です。
「正解を出すこと」
「みんなと同じであること」
「変な人がいたら全員で笑うこと」
ここら辺が僕ら(日本人)の教育なので、僕らは完璧を求めちゃういますが、それは相手に対してというよりも、「笑われたくない」という自分へのブランディングが大きいと思います。
一方で、海外には「英語」という必殺の言葉がありまして、世界共通語と言われている以上覚えて損はありません。
英語圏に関してはもちろんですが、英語圏じゃなくても英語が話せるの一定数いるので、話せた方がいい。
そんな中で上手な英語から片言な英語まで多くの人が話しますが、日本人が片言すらできないんです。(英語が苦手な人はね)
僕も最初に「話さなきゃ!」と良く怒られましたが、「伝えること」より「正しく」が先に浮かぶので、正しく浮かんでないことは言えないんです。
「日本人はなぜ「これで合ってる?」みたいな顔をするの?」と何度が海外の方に聞かれたことがありますが、これは国民性というか、そういう教育というか。。。
ですが、面白いのは3ヶ月もいれば、「伝わればいいんだ」とわかってくるので、単語さえ浮かべば話せるようになってきます。
こんな感じで深刻にならずに慣れてさえしまえば、前には進めるように人生は出来ています。
これは「目的」と「手段」の話にも似ていますが、伝えるのが目的なのと変と思われたくないが目的なのは全然違います。
日本人の場合は何をするにも目的が「変な人と思われたくない」の人が多息がしています。
海外に行けばわかりますが、年齢を重ねても大学などに行って学ぶことは普通のことですし、いい歳こいて…
みたいな年齢重ねる=もう人生諦めるみたいな発想もないので、幾つになっても自分のやりたいことにチャレンジングです。
「物事はブラッシュアップ前提で考える」
このブログでもそうですが、一発書きは相当難しいと思っていて基本的に僕はこの記事を一度サラッと書きます。
そのあと読みながら変な所を読みやすく直していく作業をするといった感じで、増やしたり、消したりする感じでやっています。
完了しない人は、最初から考えて考えて行動するので前に進まずに途中で息たえる…みたいな感じになる人が多いと思っています。最初から考えた通りに行ける方が珍しいし基本的には無理だと思っています。
ベース作り(6割書く)
修正(9割仕上げる)
見直し(10割にする)
こんな感じで3回に分けた方が逆にスピード感も良くて、「ブラッシュアップしないでもいいものを作る」ではなく「ブラッシュアップ前提で作る」というのも完了思考の特徴だと思います。
ブラッシュアップした先には完了しかなくて、完璧と完了はいわば自分の物事の捉え方だけの違いだと思います。
これは人生でも結局は一緒で、ブラッシュアップしながら完了(死に向かって行く)必要があるので、ブラッシュアップせずに人生を悩む人も多いと思うんです。
人生は最初についた仕事を絶対に続けなきゃ行けない訳ではないですし、最初に付き合った人と結婚しなきゃ行けない訳ではない。
人生の大事なのは二つしかないと僕は思っていて、
・サイコロは振れば振るほど「6」が出る確率は増える
・「6」が連続で出る確率は1/36
これはどういうことなのかというと、
「6」が出るまでサイコロを振らないとイケナイということ。
「6」が出ているのに気が付かなかった場合はもう一回「6」が出る確率は1/36にまでなるということ。
こう考えると、出た目がなんの数字なのかをブラッシュアップする必要はあって、そのスピードは早い方が間違いなくいい。
ブラッシュアップ思考を人生にも取り入れた方がいいよ。というお話しでした。
坂口靖彦でした。
ばいちゃ〜