重心を見つける事でしか『解決』はしない
おはようございます。
昨日は死んだように寝て、現在口カサカサの坂口です。
さて、今日は『解決策は鳥の目で見た方がいいよ』というテーマでお話しして行きたいと思います。
お願います!!!
『そんなの無理だろ』
先日ドラックストアに行った時なんですが、白衣を着た社員さん?的な人、同士の会話が聞こえてきたんです。
『レジもっと早くさせなきゃいけないね』
そんな会話でした。
でも僕が思ったのは並ぶのを前提として作られていない方がよくないなーと思いました。(した上でなのかもしれませんが、それでもまだ足らない)
僕は以前にあるバーガー屋さんで同じ経験をしたんです。
バーガー屋でいうとレジのスキルを上げたところで、
お客さんがレジのところで悩むと時間はかかりますし、
クロスセル(別の商品いかがですか)やアップセル(サイズ大きくしませんか)なんかの声掛けしていたら、そらレジを早く回転させるなんて不可能です。
じゃあ何の為に早く回すのか?というとお客さんに迷惑をかけないためでもありますが一番の理由は回転率を上げたい。というのが本音だと思います。
このドラッグストアやバーガー屋さんのようにレジ問題(回転率を上げたい)を抱えているお店は結構あると思います。
ですが、ここで一回立ち止まって考えてほしいのが、
もしディズニーランドが並んでいる人を優先して乗り物のスピードが2倍速になったらどうでしょうか?
また行きたいと思う遊園地でしょうか?
この問いはめちゃくちゃ馬鹿げていそうですが、僕は本質的だなーと思っていて、レジの回転スピードを上げるよりも待っている時間を暇だと感じさせなければこれも解決だと思います。
『そんなに列が嫌ならセルフレジにすればいい』
もし、解決策があるならレジの人のスキルを上げるよりもセルフレジにしちゃう事だと思います。(遅いのは別のお客さんのせいにしちゃう作戦)
#冗談です 。笑
セルフレジにしてしまうと勘の鋭い方はお察しの通り高齢者大国の日本においては機械を置くと使い方が分からず余計に時間がかかる問題を抱えています。
#出口のないトンネル
では、どう考えるべきなのか?というと先ほどお伝えした、
並んだ上で『飽きさせないを作った方がいい』と思います。
ドラッグストアもレジに並んだ時の用の配置はしていると思いますが、
もし、回転率で不安になるなら、その列に並んでいただいている間にちゃんと追加で手に取ってもらえるような「お店作り」をした方がいいです。
#クロスに重きを置くってことね
先日、僕はニジゲンノモリというテーマパークに行ってきましたが、
そこでもちゃんと「導線」はたくさん用意されていたんです。
わかりやすいのでいうと、自販機を置く場所はしっかりと歩いて「喉が乾いた」と思った時に自販機があるので買ってしまいます。
そして、飲みながら歩いていたらトイレに行きたくなった頃にトイレがあってそこにはベンチ(待っている人用)とセブンティーンアイスもありました。
#もちろん買ったし 、休憩しようかってなるよね。
そんな感じで、ニジゲンノモリが楽しくて勉強になる時間となりました。
ではレジの話に戻ると、「捌く」に時間や労力を使ってレジの子のスピードアップを求めるよりも並んでくださっているお客様の「時間をうまく使う」と考える方が僕は重要だと思っています。
問題の重心は「なぜ早く捌きたいのか?」と考えるところから始まります。そこから本当の問題は始まります。
みなさんの人生の問題の重心はなんですか?
そんなこんなで坂口靖彦でした。
ばいちゃ〜