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板書シリーズ



今日もゼミの学生と卒論の内容について議論タイム。

テーマは多文化共生について。

「多文化共生ってしないといけないの?」

ある学生の素朴な問いから議論が始まる。

この学生は幼少期からブラジル人の多く住む地域に住み、小中学校でもブラジル人の友達がいた。そんな外国人と共に過ごす時間が多かった学生の抱く問い。

次に学生は「多文化共生ってなんなんだろ?これって日本人の都合なんじゃない?」という問いを抱く。別に外国人は「共生」を望んでいないのかもしれない。あるいは日本人にそれほど関わりを求めていないかもしれない。そんな仮説を立てる。

そもそも多文化共生って何なんだろう?どうして共生が必要なんだろう?日本人と外国人が関わり合うことにどんな価値があるのか?

学生の問いは深まるばかり。

正直自分でもわかりません。多文化共生の価値って何なんだろ?

とは言え、日本はこれから外国人生活者が増えていきます。その価値を見出すことは他者との軋轢を減らし、分断のない世の中を創造することにつながるのではないかと考えます。

学生の問いにハッとさせられました。

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