13th 東京JAZZ ミシェル・カミロ × 上原ひろみ @東京国際フォーラム 2014.9.6 (2014.9.11)
9/6 sat @東京国際フォーラム Day 「THE JAZZ POWER 」
土曜日は東京JAZZの昼の部のみ参戦。
ネオ屋台村に大勢の人、そして地上広場から聞こえて来る音楽にワクワク。
会場に到着すると、地上広場でサイモン・フィリップスの
ドラムワークショップが開催中。
ホール開演時間ギリギリまで横から見てました。
技術ひとつひとつの正確さ、サイモンはやっぱりすごい!
基礎練の大切さを再確認。
そしてこの日のお目当ては、
もちろん、ミシェル・カミロ×上原ひろみのステージ。
このお2人は過去共演したこともあるようですが、僕は観るのも聴くのも初。
それだけに、かなりの期待を持って観に行きましたが、
僕の想像力なんかでは到底追いつかないくらいに感動的な世界。
「共演」よりも「競演」という漢字がぴったりくるような。
2人の神を前にして、開いた口が開いたままのワタシ。
ちょうど世間では、錦織圭選手がジョコビッチに勝って決勝進出のニュースで持ち切り。
ピアノのデュオをテニスの試合に例えるのはナンセンスかとは思いますが、
「持てるもの全てを出し切って真剣勝負をする二人」という意味で、
印象が被るんですよね。
そして、ミシェル・カミロとひろみさんのピアノの音色が似ていてビックリ!
音楽にまつわるその他のベクトルもかなり近い気がします。
そこには、ソロライブやビッグバンドの時とは明らかに違う印象の超アグレッシブなミシェル・カミロがいました。
ひろみさんもラテンのDNA持ってる人なのはわかっていましたが、
その血はかなり濃かったです。
双方、大人の色気が濃厚で、蒸暑いくらい(笑)
お互いに影響を与えあった結果なんでしょうね。
あああ~、いいですね、こういうの。
曲は、ほぼ知らなくて、
「キャラバン」と「Desert On The Moon」がわかったくらい。
でも、どの曲を演奏したかは関係ないですね。
最低でも100%以上の力を出し切ってくれるミュージシャン達の、
音楽への真摯な姿勢に感動しました。
日本に来る前にイタリアなどでも共演の機会があったようですが、
数回の本番しかこなしていないはずなのに、既に息が合いまくっている二人。こんなに相性が良いなら、アルバム作ってツアーもやって
デュオプロジェクトも継続して欲しいです。
SET LIST
1.TROPICAL JAM
2. CARAVAN
3.BESAME MUCHO
4.DESERT ON THE MOON
5.BILLIE'S BOUNCE
EC.THE GODS OF THE YORUBA