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上原ひろみ Hiromi's Sonicwonder @BlueNote TOKYO 2024.7.29 2nd & 7.30 1st

ちょっと意外ではありますが、上原ひろみの現プロジェクト" Hiromi's Sonicwonder"としては、今回が初のブルーノート東京公演。

Hiromi’s Sonicwonder ブルーノート東京初登場



昨年のジャパンツアーでは、Cotton Club、東京国際フォーラムの公演を聴きに行きましたが、その後、更に進化&深化しちゃってるんだろうなーとパンパンに期待して聴きにいきました。

そしてやっぱり、ひろみさんは期待を裏切らないアーティストでした!
過去のライブで恒例だった「最高が更に最高になっている」という感動を、
今回も届けていただきました!

折しもオリンピック開催期間中なので、次々と新しいアスリートが現れては新記録を更新していく様を連日目の当たりにしていますが、ひろみさんの場合は、お一人でハードルを越え続けてらっしゃいますからね、本当に驚くしかないですし、ひろみさんのファンで心から良かったです。

というわけで、まずは2024年7月29日(月)2nd Show。

都合のつく日がたまたま月曜日だったというのもありますが、この回ならチケット競争率が若干低いのではないか?との計算もありました。
倍率高い日の予約にトライして結局ダメで、他の日も全て埋まってしまった、という最悪のシナリオだけは回避せねばなりません。
この作戦が功を奏して、今回も超激戦を生き抜くことができました。
チケットの神様ありがとう!

この日の景色はこんな感じ。
個人的には大好きなカウンター席から。

カウンター席がお気に入り

そして噂には聞いてましたが、テーブルナンバーのプレートの変更。
以前のレコード型コースターからカード型に変わってしまいました。

カード型のテーブルナンバープレート

エコの観点からも、紙製の時代は終わったんですかね?
コースターをずーっと集めてたので、ちと寂しいですが。

そして、ひろみさんの公演で楽しみなのは、ブルーノート東京とのコラボレーションメニュー。ひろみさんからのリクエストにシェフが応えた限定メニューというものなのですが。

今回はパフェ「スイ夏に恋した2024」をいただきました。

スイ夏に恋した2024

おっさんが1人でパフェ食べるのは恥ずかしいのですが、スイカとマンゴーという僕の2大好物食材で作られるパフェとあっては食さずにはいられない。

ドリンクは通常メニューから、夏っぽいノンアルコールカクテルを。

夏らしいモクテル「トーキン」

まだ公演中なので詳細は控えますが、
1曲目から往年名の曲でガンガンに飛ばし、
2曲目はAdamの情感あふれるTpに思わず涙のあの曲。

ひろみさんの影響でラーメンが大好きになり、ラーメン探検隊を結成したというGeneとAdamのエピソードが披露され、ひろみさんが満を持してラーメン愛を曲に書き下ろした3曲目。多彩なシーンが展開されて楽しい!
ひろみさん、ここまで愛していたかラーメンを笑

4曲目、フリージャズ的なあの曲(やっぱり僕は苦手かも)からの、
Geneのドラムソロがブラボー!!!!!だった5曲目。
そういえば彼は、この日買ったという鯉の柄のシャツを来ての登場、おちゃめ。

アンコールも新曲。
浮遊感?フワフワしたkeyの音色が印象的。
外へ外へと向かっていく感じで、すっごく好きな曲でした。

メンバー4人の結束力が段違いに強くなっているんだろうなぁ。
そしてこの愉快な仲間達との音楽が楽しくて仕方ないであろうひろみさんが、
全身全霊で届けてくれた音楽を通して、幸福のお裾分けをいただけるという幸せ。


続いて、翌日の2024年7月30日(火)1st Show。

実はこの日のチケットを取ったのは前日の29日(月)でした。
おそらく急遽キャンセルが出たのだと思いますが、ブルーノートに向かう電車の中で、何気に空席状況を確認したら、ある!アリーナ席に空席が!予約!!!
という流れでした。最後まで諦めたらいけません、何事も。

というわけで、この日の景色はアリーナ席から(ちょっとズームしてますが)

臨場感たっぷりのアリーナ席から

一度チェックインした後、ロビーで仕事の残りを片付けるなど。
急なトラブルとか発生しなくて良かったー。
そして、僕と同じ境遇のかたが、ロビーには数名いらっしゃった様子。
皆様お疲れ様です、ライブ楽しみましょうね!と念を送ってみる。

ドリンクは水だしダージリン。
アイスティーもジャズクラブではこうなります。

水だしダージリン、このグラスが好き

そして、コラボレーションメニューから「スープを飲み干してしまう冷やし中華」をオーダー!

アーティストコラボメニュー「スープを飲み干してしまう冷やし中華」

そりゃあぁぁぁぁ、美味ですよ。
スープは全部飲み干してやりましたぜ。

割り箸の袋もひろみさんコラボ

もうお馴染みになった「ラーメン大好きひろみドラゴン」(←僕が勝手に命名しました)が、冷やし中華始めましたを告知。
こういう遊び心でのおもてなしが嬉しい。

というわけでライブですが、今回は1stと2ndでセットリストが全く違いました。

1曲目&2曲目は、アルバムからお馴染みのあの曲。
ひろみさんMCで「アルバムでお馴染みの曲はここまで、この後は新曲を演奏します」と曲紹介があり、4曲からなる組曲がお披露目されました。
これがまた複雑な変拍子のひろみ節満載、楽しくて仕方がない!
曲名から推測するに、パンデミックも明けたことだし、さあ冒険に出かけよう!的な躍動感に満ちたナンバー。
メンバー各々の得意技が遺憾無く発揮されるよう計算されていると思われ、
特にアドリアン・フェローのベースに魅入ってしまいました。
しかもTpとピアノという2つのメロディーパートの個性も浮き立っていて、
最終楽章でのひろみさんのキーボードが激アツ!
コンポーザーひろみさん、さすがです。

アンコールはピアノソロ。
ブルーノート東京でこの曲を聴くと、映画の名シーンが脳内に甦りますなぁ。

ああああ、もう素晴らしすぎて、生きてて良かった。
最近寿命の縮む出来事ばかりだったけれど、ひろみさんのライブのおかげで確実に寿命が延びました笑
ひろみさん、いつも本当にありがとう!!!

大男3人に囲まれた小さなリーダーの絵面もすっかり板についてきた感じですね。
今年も年末のジャパンツアーが発表されましたが、こんだけ新曲をやるということは、ツアー前に新作アルバムリリースかな?!
だとしたら、すっごい嬉しい。

次回ライブを楽しみに、仕事がんばりまーす!

HIROMI 上原ひろみ
Hiromi’s Sonicwonder @ BlueNote TOKYO

Hiromi(p,key) 上原ひろみ(ピアノ、キーボード)
Hadrien Feraud(b) アドリアン・フェロー(ベース)
Gene Coye(ds) ジーン・コイ(ドラムス)
Adam O'Farrill(tp) アダム・オファリル(トランペット)

2024.7.29 mon. 2nd show
1. XYZ
2. Reminiscence
3. Yes,Ramen
4. Go Go
5. Up
EC. Balloon Pop

2024.7.30 tue. 1st show
1. Wanted
2. Sonicwonderland
3. Suite Out There
  Taking Off
  Strolling
  Orion
  The Crest
EC. Blue Giant (piano solo)

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