上原ひろみ THE TRIO PROJECT ALIVE TOUR 2014 @川口総合文化センターリリア 2014.12.16(2014.12.19)
12/16 Tue 川口総合文化センターリリア メインホール
今年見納めのThe Trio Projectは埼玉県川口市。
ど平日にも関わらず参戦!
川口は以前営業で回っていたので馴染みもあるし、
自宅の最寄駅からも電車1本で1時間ちょい。
完全に守備範囲です。
本人、「追っかけ」をしている自覚はありません(笑)
というわけで。
今回も、更に感動でした。
2000人規模のホールでのライブは、やっぱり良い!
国際フォーラムホールAの5000人規模のライブに慣らされてしまいましたが、
2000人規模のキャパのホールは落ち着きます。
それになんだか会場全体が温かいムード。
その昔、国際フォーラムCでのライブに初参戦した日のことを思い出して
ジーンとしてしまいました。
驚いたことに、ひろみさんは川口駅まで京浜東北線に乗って来たそうな。
ちょっと電車が遅れても「10分遅れです」と表示が出るところに
日本のおもてなしの心を感じるとか。
本題のライブの内容は、有楽町より更に進化を遂げたキレキレの凄まじさ。
観客も盛り上がってましたね。
音符には、絶対にここにハマると定められた場所があるわけで、
それが高精度であるべき場所に収まっていく瞬間。
感嘆するやら呆れるやら(良い意味で)で、溜息しか出ませんでした。
放出される熱量がハンパないPlayerとFlashback、
ライブでますます好きになったWanderer、
静寂と祈りを感じるFirefly、圧巻のAlive、
語りかけるSpirit。
全身全霊で音楽を絞り出す3人の姿に、何度も鳥肌です。
1st setが終了して舞台袖にはける時に、
アンソニーがガッツポーズしてたのには驚きました。
あのアンソニーにしては珍しくないですか?
2ndのピアノソロの後にもアンソニーはひろみさんに一礼していたし、
ラストでは、アンソニーがひろみさんの手を取ってガッツポーズさせてました。
まるでボクシングの試合のようでしたが。
それだけご本人達にとっても納得のライブだったということでしょうか?
ひろみさんは「ライブをやっている時間がALIVEな瞬間」だと言ってました。
それを聞いて、自分が「生きてる!」と実感するのはどんな時だろう?と
考えてみたたのですが・・・その時は答えが出せず。
それどころか、「生きる」ということについて考えを巡らすと、
生活のために働いて、下げたくない頭下げて、
自分の本心には固く蓋をし、うわべだけニコニコ笑う、
そんな虚しい日常しか浮かんでこないわけです。
が、今日突然、答えが見つかりました。
僕にとっては「なにかに感動している時」ですかね。
旅、舞台や映画、英語が理解できた時、納得いく演奏ができた時、
そして、上原ひろみのライブ。
挙げてみたら、思ってたよりも数があったという・・・
これにて今年のトリオプロジェクトは終了。
2006年、初めて上原ひろみのライブに参戦したあの日以来、
様々な場所で、様々なプロジェクトの、様々なライブを体験し、
その度に感動に打ち震えてきたというのに、
また今回も感動が更新されるという幸せ。
そして次回も間違いなく新しい感動に出会えるだろうという確信的な期待。
ひろみさん、アンソニー、サイモン、ALIVEな時間を本当にありがとう!
余談:
川口からの帰り、人身事故で電車が止まり100分の遅延の後に運転再開。
その間、電車の中でライブの余韻に浸っていたので、
待ちの100分が苦にならなかったです。
ひろみさんは帰りも京浜東北線に乗るんじゃないか?
一緒の車両だったらどうしよう?とソワソワしていたのですが、
間違いなく車で帰ったと思われ・・・妄想終了。
SET LIST
1. Warrior
2. Player
3. Dreamer
4. Seeker
5. Flashback
6. Move
7. Wanderer
8. Margarita!
9. Firefly
10. Alive
EC. Spirit
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