上原ひろみ ソロ・ピアノ 2011.4.15 @ COTTON CLUB 1st & 2nd show(2011.4.16)
4/15 Fri COTTON CLUB 1st & 2nd stage
東日本大震災チャリティーとして、急遽決まったライブでした。
コットンクラブ側も、来日アーティストのキャンセルが相次ぎ
3月は10日間しか営業出来なかったそうで、
店長が「ひろみちゃんが天使のように舞い降りてくれた」と言ってました。
こういう時に、自分の出来る事を、
即(←これが重要)実行できるというのが
あらためてスゴいなぁと思うわけです。
そして、ひろみさんのライブに行くことが、
様々な意味で被災地復興のお役に立てるのだとしたら、
こんなに嬉しいことはありません。
というわけで、初、コットンクラブ。
勝手わからないので開演時間よりちょっと早めに行きましたが、
ブルーノートのように、事前に整理券が配られることはありませんでした。
開場時間まで並ぶことになりますが、屋内なのでラクっちゃラクです。
そして嬉しいのが東京駅と有楽町駅から近い立地。
会社からも近い上に、仕事エリアでもあるので
早めに並ぶことも出来て、
自分史上、かなり良い番号をゲット出来ました^^
1stステージは、ひろみさんのド真ん前の席が空いていたにも関わらず
そこに座る勇気が出ずに、ちょっと後ろの、表情が良く見える席を選びました。
ひろみさんは、いつもと違って、どことなく固い表情でのご登場。
被災地支援ということを強く意識されてたのだと思います。
しかも、会場の奥からゴーッとモーターの回るような音がしており、
ピアノ椅子に座ったひろみさん、あたりをキョロキョロ。
ひろみさん:「あの、なにか音がしてるんですけど・・・」
ホールの人(?):「すぐ消しまーす」
みたいなやり取りのあった後に1曲目でした。
表情がよく見える席、楽しかったです。
「今のフレーズは自分に語りかけてくれてたんだ!」と
何度も何度も何度も、幸せな大誤解をさせてもらえて、
最高の時間を過ごせました。
「Lean on me」は、ひろみさんの歌声がはっきりと聴こえ、
弾き語り状態でした。
2ndは、清水の舞台から飛び降りたつもりで(古っ)
ひろみさんのド真ん前の席を選んでみました。
手を伸ばしたら確実に届くと思われる距離で
ひろみさんがピアノを弾いている。
表情も指もバッチリ見えて、しかもピアノは生音。
ホント夢でも見てるんじゃないかと思いました。
肝心の音楽ですけど「渾身のライブ」という以外、当てはまる言葉はないです。
もちろん、いつも通りに「最高が、更に最高」になってましたし
ひろみさんの「伝えよう」とする気持ちの強さが半端なかったです。
久々の「Deja vu」が良かったし、
「Haze」を2回も聴けてしまった贅沢に感謝。
「上を向いて歩こう」は、自分なんかじゃなくて、
被災地の方にこそ聴いて欲しいと思ったり。
途中で変な手拍子が入ったり、
ベース奏法が手拍子でかき消されたりせず、音楽に集中できた至福の時でした。
自分の都合の付く日が、たまたまライブの中日でしたが、
「一音入魂、常に全力投球」という言葉に偽りなし!を実感しました。
この地道な積み重ねの結果なんだなーと。
それが、こういう場面で、人の心をこんなにも揺さぶる力になるんだなーと。
感動を通り越して、溜め息しか出ませんでした。
上原ひろみというアーティストの姿勢に共感できる自分さえもが
誇らしく思えてしまうような、そんなライブでした。
1st
1. Old Castle,by the river,in the middle of forest
2. Cape Cod Chips
3. SAKURA SAKURA
4. BQE
5. Haze
6. I've Got Rhythm
EC. Lean on me
2nd
1. Desert On The Moon
2. Choux a la Creme
3. Place To Be
4. Deja vu
5. Haze
6. The Tom and Jerry Show
EC.上を向いて歩こう
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