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「おもしろい」と「楽しい」は違う

こんばんは。

昨夜は、京都で学生時代の友人と久々に飲んできました。くだらない話から真面目な話まで、気のおけない友人とリラックスして楽しみました。
こういう時間、いいですね。

ちょうどほろ酔いになってきた頃、私が仕事がつらいのでやめたいという話と、今どういう仕事をしているのかという話をしたんですね。

すると、彼は「おもしろい」ことを言ったんです。
「お前は仕事がつらくてやめたいと言ってるのに、仕事のことをとても楽しそうに話す。」と。
私は一瞬「はぇ?」となってしまいました。そして名言が飛び出します。

「あんたは究極のアマチュアやね。」
この言葉で、私はすっと腑に落ちました。

「仕事は『おもしろい』でも、プロとして働いていて『楽しくない』。」
そう言い換えたら、しっくりきたんです。
仕事の内容はとてもおもしろい。しかし、会社や環境、同僚、仕事の進め方など他の要素が楽しさを削いでいる。そういうことのようなのです。
全部が嫌だと思っていたのに、実はそうじゃなかったと他人に知らされるんです。なんかキツネにつままれたような気分で。お酒が足りないのかな?

「おもしろい」と「楽しい」はまったく別の尺度なんだなって。
おもしろい仕事と、楽しい仕事は、また違う。
おもしろく働くと、楽しく働くは、また違う。
「おもしろい」と「楽しい」を両方満たせる、それが理想だねって。
2人でとてもおもしろい発見をしたと、またビールを追加注文したのです。

そんな彼は、仕事が「おもしろく」「楽しい」と言っていました。
もちろん、いろんなストレスや苦労はあるみたいですけどね。「楽しく」たくさん飲んで発散できたようですが。笑
少なくとも、ちゃんと自分の言葉でそう言えることは、素晴らしいことだと思いました。

帰り道、酔い覚ましに鴨川沿いに行きたかったのに、彼はかたくなに拒みました。なんでだろうね。仕方なく帰りの阪急電車の中で、とても大事な気づきだと思ってこれを書き留めています。

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