見出し画像

名探偵の苦悩

男性と関係を持つハードルが低い彼女
その理由を尋ねた

ぽつりぽつりと
言葉を探りながら
自己肯定感を下げざるを得ない
過去の忌まわしい事件を
語ってくれた

その事で悩み
メンタルをやられ
今も自己否定と戦い続けている

彼女に罪はない
消えない記憶
一時の快楽に溺れたくなる気持ちも
理解出来る

私で彼女を支え続けられるだろうか
乗り掛かった船
下手に下船すると
バランスを崩して沈没

恋愛感情とは別の
人としての道徳観が試される
寄り添うには責任も伴う

「美しい華には棘がある」
「甘く危険な香り」

彼女に罪はなく
自分が背負うかどうか
謎が解けたら悩みが深くなった
物語の続きは誰も教えてくれない

いいなと思ったら応援しよう!