【PANCRASE337 激勝の裏側】
どうも!パンクラス1位の河村です。
※まだランキングは発表されていませんので勝手に言っているだけです。
と書いていたらどうも1位になったみたいです。
今回の記事では、先日の試合について振り返りたいと思います。
※参戦の経緯などについては、こちらの記事に書いています。
【試合前の心境】
この一戦、パンクラス側としては、もう一回井村選手をフックアップしてタイトルマッチを組む為に、NEXUS現役チャンピオンでRIZIN出場経験のある僕を、ある意味噛ませ犬的な感じで使ったのだと思っていました。
これに関しては、僕の周りに同じ意見の人もいましたし、多分練習仲間含めて8割ぐらいの人が井村選手有利だと思っていたと思います。
相手陣営がどう考えていたかは当然わかりませんが、舐めていてくれた方が僕が勝利する確率は上がるので、
特に大きなことは言わず静観していました。
案の定、Xで井村選手が「今回勝つので、12月タイトルマッチやりたい。」とつぶやかれていたので、「これ、かなりチャンスあるなー」と思っていました。
しかしながら、井村選手も相当なフィニッシュ率ですし、
道場でアマチュアの子が、「井村選手が石渡さんのYoutubeチャンネルでアーチュレッタから一本取りそうになっていた」とか言うので、あっさり一本取られたりしたらどうしよう・・・とかは考えていました。
ここで負けたらNEXUS以外で勝てないキャラみたいになり、今後大きな舞台には上がれないだろうなとも思い、少しナーバスになっている部分もありました。そんなこんなでいよいよ試合当日を迎えます。
当日は、同門AKZAの安藤選手と同じ控室でした。
僕が10試合目、安藤さんは6試合目でアマチュアで実績のある山口選手とマッチメイクされていたのですが、相手有利の声が多く、僕と同様「ひっくり返す側」だったと思います。
僕よりも早く出陣した安藤さんが見事に下剋上を果たし
判定勝利!
この勝利でチームに勢いが付いたのは確実でした。
(安藤くんありがとう!)
【試合開始!】
そして、いよいよ自分の試合の番になります。
バックステージでも今までにないぐらい緊張していましたが、ケージに入り、相手と対峙した時に
「思ったよりも細いな」という印象を受け、
感覚的に「ガンガン殴った方が良いな。」と思いました。
ゴングが鳴り、いつもより積極的にパンチを出したのですが、ジャブ、左フック、ワンツー(フック)が全て当たり、パンチの技術には差があると思いました。
明らかにパンチを嫌がった相手が、かなり雑なタックルに来たのでダースチョークをセットしました。
「あ、勝ったな。」
相手がタップと同時に落ち、
1R 0.56秒 ダースチョークにて勝利!
完勝。
【勝利後】
勝利後のマイクでは、NEXUSとパンクラスの対抗戦を要求しました。
これは勝ったら絶対に言うつもりでした。
しかし、NEXUSの関係者、選手の皆さんは、横山選手の応援でRIZINに行かれていた様です。後からそれを知りこのマイクを少し後悔しました。
もし対抗戦をやるなら僕はパンクラス側にいるかもしれません!
それはそれで面白い!(冗談、冗談)
他に裏話的なものがあるとするのなら、、、
相手セコンドの石渡さんは僕の事を認めていなかったと思うのですが、試合後に挨拶を交わし握手をしたので、
多少は認めてくれた様に思いました。
この日は、RIZINや修斗など他の興行もある中、パンクラスの前半戦は判定続きでしたが、僕の秒殺とイキったマイクで完全にスイッチが入り、良い大会になったと思います。
(解説の西さんと大沢さんも僕の試合でスイッチが入ったと言ってくれていました。)
それなのにボーナスがもらえなかったので、本当に驚いているのと、もう敵対視されているのだと思いました。笑
※因みにメインの新居さんの試合ももちろん凄く良かった。
U-NEXTに加入している方は、本大会を無料で見れますので、是非!
※パンクラスの公式チャンネルに試合後インタビューも上がっています。
こちらもチェックお願い致します。ここに書いていない事を話しています。
【まとめ】
という事で文字数も多くなってきたので、まとめに入ります。
僕はパンクラスでデビューして、NEXUSでチャンピオンになったものの、パンクラスではランキングに入れず名を残せていませんでした。
今回、一気に1位に飛び級したのはとても嬉しく思いますが、今後の戦いは本当に厳しくなってくると思います。
今まで以上に気合を入れ、残りのキャリアを絶対に良いものにしていこうと思っています。
まだまだ頑張りますので応援の程宜しくお願いします!
てか、なんでボーナスないんや。
※記事の壁紙はパンクラス公式写真を使用!