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【防衛戦の裏側】超NEXUSを辛口で振り返る
どうも、河村です!
この記事を読んでくれている人は、先日の試合の結果はご存じだと思いますが、無事に1R勝利でタイトルを防衛することに成功しました。
負けた時は、振り返りはしませんがせっかく勝利したので、
試合や大会を裏エピソードと共に振り返っていきたいと思います。(辛口)
まず、NEXUS.36(超NEXUS)見て頂いた方どうでしたか?僕の周りからは「全体的にKOが多く、面白かった。」「メインの2試合が良かった!」などの意見を頂くのですが、個人的に大会全体を通して思ったのが、「テンポが悪いな。」と思いました。
こればっかりは結果論なので仕方ない事ですし、
そのおかげで最後のタイトルマッチ2試合がテンポ良く同じ決まり手でだった事で評価されているのだと思います。
前置き長いけど、気になった試合の感想や裏側について書いていきます。
1.2試合目のバンタム級の試合
ん〜塩っぱい。
多分 NEXUS側としては、若手の2人に頑張って欲しくて組まれた試合。
ベテランが予想以上に粘り強かったという事だと思うのですが、それなら勝てよと思いましたし、勝者の2人に対しても試合順的にしっかりフィニッシュして欲しかったです。
この2試合の判定を巡って、バックステージやSNSでも判定の基準が話題となっていたのですが「極めりゃええやん。」としか思いませんでした。
大会後にXで「極めりゃええやん。」と投稿したら
恐らくそれに対してRTUに出ていた方が、「戦っているレベルが違うんだよ」的な投稿をされていたのですが
そもそもレベルの話をしていなくて、昨今の判定基準に対しての私の意見だった事をお伝えしたいのと、
文句あるなら直接引用で投稿してください!と思った次第です。(勘違いだったらすまん)
続いて、
豪瑠VS木内さん
この試合については、豪瑠が超NEXUSで木内さんと戦いたいとXで投稿した事がきっかけで最後の最後で追加されたカードです。
豪瑠とDMか何かでやり取りしていた時に、どうしても今大会(超NEXUS)に出たいと聞いていたので、Xで豪瑠が木内さんに喧嘩を売ったタイミングで、NEXUSの運営側にもし枠が余っているのであればこの試合組んで欲しいと私からもお願いをしました。
※私に対戦カードの決定権など一切ありません。
NEXUSの関係者は「豪瑠に木内さんはまだ早いよ。」と口を揃えて言っていましたが、
試合結果はまさにその通りとなりました。
個人的には、若手の有望選手ってこういう圧倒的不利な試合で見せ場を作ったり、勝つ事でスターになるんだよなぁ〜と期待していたのですが、豪瑠にそれはまだまだ早かった様です。地力が圧倒的に足りていない。
とにかく練習するしかないと思います。
あと、他の階級とか人の事気にしてる場合ではないと思う。
先ずは実力や力を最大限に出せる準備をしていって欲しい!
せっかく仲良くなった訳だし、今後も何か手助けやアドバイスはしていきたい!
そして勝った木内さんはとても良い勝ち方だったので、この試合をキッカケに再浮上して欲しいと思っています。次誰とやるのかなぁ〜。
ミドル級トーナメント準決勝
瓜田選手VS佐藤選手
佐藤選手は、パンクラス1位でこのトーナメントに殴り込みという形なのですが、私もパンクラスからNEXUSに参戦した経緯もあるのでその時点で乗れます。
1回戦同様に圧倒的な強さでこの試合も勝ち、文句無し。
マシン選手VS将斗選手
将斗(たまよせ)選手が突如、Xでマシンを口撃し始め、因縁が生まれた一戦。
試合の3ヶ月前からSNSで煽り合っていて、一時期はほぼ毎日やり合っていて、逆に仲良くなるんじゃないかと心配になりましたが、バチバチのまま当日を向かえていました。
私は、SNSを通じてマシンと仲良くなり応援していますが、将斗選手の圧倒的な自信とSNSの煽りは素晴らしいと思って見ていました。
この試合は今大会1番の注目試合だったと思います。
結果的に将斗選手が優勝候補のマシンを撃破。
フィニッシュシーンしか見れていないので試合内容については書けませんが、将斗選手は控室が同じで近くにいて、この試合に向けてチームでしっかりと準備しているのだろうなというのが感じられました。
マシンも一回負けたぐらいで腐らないで頑張って欲しい。ミドル級は日本人も少ないのでまた連勝すれば直ぐにチャンスは巡ってくると思う。
この準決勝の結果を受けて、決勝は佐藤VS将斗という組み合わせになりましたが、非常に楽しみな一戦です。
11月の後楽園ホール大会で新王者が誕生します!
やばい自分の試合までにそこそこな文字数になってしまった…という事で自分の試合にいきます!
バンタム級タイトルマッチ(河村VS小倉)
冒頭でもお伝えしました通り、
1R 1分29秒 三角締め にて勝利となりました。
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一見、いつも通りの寝技勝利という感じですが、
出した打撃がほとんどヒットしていて
最初に出したワンツーもかなり伸びていたので、拳一つ分ズレていたらダウンぐらい取れていた可能性があったと思います。
そんな攻防があり、小倉さんが全くプランにない組み技を選択したところで、狙いすました三角という感じで完全にイメージ通りでした。
マイクで言った事が全てなのですが、去年もパンクラスで厳しい相手と戦っているし、久々にNEXUSに出て思ったのは、ちょっとレベル違うなーというのが本音です。(嫌味とかではなく…..)
今回の試合に勝って、RIZINに行けるのかどうかはまだわかりませんが、
この試合でできる最大限のアピールはできたと思っていますし(マイク含め)必ずあのリングにリベンジするつもりです。
かれこれNEXUSのベルトも3年程保持しているのですが、
僕のせいで若者がチャンスを掴めないとかの状況であれば返上も考えますし、そこは山田代表と話し合いたい部分ではあります。
しかしながら、まだベルトを託せる選手はいないと思っています。
フェザー級タイトルマッチ(横山VS岸野)
そして最後のフェザー級タイトルマッチについて書きたいと思います。
ちょうどこの試合について書いている時にNEXUS公式が無料でこの試合を公開していたので、チェックすることができました。
※見ていない方は是非!
岸野とは練習仲間でもあり、今回の試合に向けて非常に良い取り組みをされていてとても調子が良さそうでした。
しかしながら試合が始まるとかなり消極的だった印象があります。
(横山選手の距離の取り方が上手かったのだとも思います。)
そうこうしていると横山選手が蹴りでリズムを掴み始めて、一気に近づき、得意の寝技で極め切ったという試合でした。
岸野残念という気持ちとやっぱり横山選手もこの階級においてはレベルが違うんだなーと思いました。
(素人みたいな意見ですみません….。)
【まとめ】
メインのタイトルマッチ2試合が三角でのフィニッシュだったという事で、
上手く締まった様に思いますし、僕は事前に練習会を開いたり、解説を弥益さんにお願いしたり….SNSでもかなり今大会を盛り上げたという自負があるのですが、それが少しでも若いNEXUSの選手たちに伝わっていたら良いなと思っています。
勝った選手も負けた選手も今大会を盛り上げて頂きありがとうございました!
※私は運営では一切ありません。
という事で、NEXUSの次回大会は11月の後楽園ホール大会になります。