コロナ禍がもたらしたコト・モノ~その7~

※前回の投稿は「その5」のはずでしたが、うっかり飛ばして「その6」としてしまった!今さら戻れないので、今回も「その7」で行きます。「その5」は永久欠番ということで…。

結局、仕事をしている自分もプライベートの自分も、同じ自分の人生を生きている。にもかかわらず、仕事に正面から向き合わず、できるだけ楽をしてプライベートを充実させようという人生が、トータルで上手くいくはずなかったのだ。こんなごく当たり前のことに30代半ばまで気づかずにいた。気づき、仕事と向き合うようになってから、人生はコペルニクス的転回を見せ充実していった。

ではなぜ私は気づけたか?それは教育の力だった。私は講師予備軍として某研修会社に入社し、講師養成のトレーニングを受ける中で教育され、気づいていった。こんな自分でも気づけ、先の見えなかった人生が幸せと充実に向かい始めたんだから、他の人だって気づけるはず。恵まれた資質を内に秘め、でも今目の前にある仕事に向き合っていないばっかりに自分も周囲も不本意な人生を送っている人は星の数ほどいる。そういう人たちと、この自分が味わった素晴らしい気づきを分かち合いたい。

こういう想いで講師として歩み始めた私が、独立後知らず知らず所信から遠ざかり、事業拡大に向かって心身をすり減らしていたところ、図らずもコロナ禍により打ち砕かれ、所信を再発見したのであった。不思議なことに再発見した所信は、それは最初に胸に抱いた時よりずっと、輝きを増していた。

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