【好きを言語化する技術】note作成にも大いに役立つ1冊!【新書・要点と感想】

好きを言語化する技術
三宅香帆


「働いているとなぜ本が読めなくなるのか」の作者というのと、最近このnoteに本腰を入れてるので是非読みたいな〜、と思っていた本。要点拾ってササーッと読みました!
新しい発見があったというよりは、自分の中でもやっと感じていたことを上手く言語化していただいた!という感覚があり、これからの感想文も自信を持って書いていけるな〜という読後になりました。

■以下印象に残った箇所の要点と、その感想

p9 自分の言葉をつくる
SNSの他人の言葉を自分の中に入れない!大事!!漫画とかでもすぐ考察動画見たり人の解説を求めたりしちゃうけど、良くない。他人の言葉を借りずに1度自分で考えて、稚拙でもアウトプットするトレーニングを積まないといけないなぁ、と思う限り。

p44 妄想を広げて感想を生み出す
飲み会でもそうだけど、何かを語るのは連想ゲームをすることなのかなぁ、と。「感想文」となると自分の経験、趣味趣向に連想させるものだが、例えば三宅さんの著書「働いているとなぜ本が読めなくなるのか」も大量の引用書類がでてきたりして、これも一種の連想ゲームかなと思う。この「連想ゲーム」をたくさんできるために、人生経験や知識、勉強は大切。

p49 自分の「好き」を語るのは、自分を語ること
これは自分の就活とか、逆に会社の面接官してる時に感じる。ガクチカや趣味の話を通じて目の前の人がどんな人なのか?を知れる。

p57 自分が信頼できる「好き」を作る


p62「自分の「好き」を言語化するほど、自分についての解像度も上がる」

p70「人の言語化に頼らない」
これはしっかりと心に留めたい...。本書内でも言及のある通り、本や漫画を読み終わると考察ブログやらXの感想やらを見に行きたくなってしまうが、頑張って堪えてまずは自分の中でアウトプットだ。

p82「言語化とは細分化」
やるべきは連想と細分化だ!でも細分化って難しい...というか、頭つかうし疲れるんですよね。頑張ろう。

p87「面白さとは『共感』か『驚き』」
p95「ネガティブな感想は『不快』or『退屈』」
なるほどな〜。必ずしもこの2つだけでないと思うが、納得できる。過去の名作を今の子供が読むとつまらない、という話があるけど、当時は新鮮だったものが現代の定番になった、ということなのかな。

p165「文章のゴールとは、想定した"読者に伝えたいこと"が伝わること」「小説ですら、同じ」
自分のnoteはほぼ自分向けのメモなので、雑多になってしまうがこれを他人向けの文章として書けるようにならなければいけない気がする。小説や漫画においては読者に「こういう驚きを持ってほしい」とか「こういう共感をしてほしい」とかの想定を明確化して書くのが必要なんだろうなと。

以上!

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