#24 僕の見ている世界
自分の見ている世界を他人とシェアすることって難しいですよね。
それぞれが各々の感性で切り取った世界を見ているので、同じものを見ていても同じことを感じているかはわかりません。
今日は僕の脳内フィルターの話をしようと思います。
これは思ってた以上に恐ろしいことに気付いてしまいました。
「自分の子どもはもっと可愛いよ」
そういろんな人に言われてきました。
「姪っ子ですでに可愛いのに、それ以上に可愛いことなんてあるんだろうか?」
姪っ子の段階ですでに生物的にものすごく可愛いんです。(構造的に可愛いかは別として)
なので節度ある可愛がり方ができる気がしていました。
自分の子どもと初対面した時は全然可愛いとかそう言った感情はありませんでした。
あったのは、「病気とかはないだろうか?」という心配だけです。
この時は「生物的には可愛くない。構造的にはまあまあかな」という程度です。
2週間くらいして、無事生まれてきたんだなという実感が出てくると少しずつ可愛さを感じるようになりました。
この時で「生物的にそこそこ可愛い。構造的にはまあまあかな」でした。
僕の脳内フィルターが故障し始めたのはこの頃です
何をしていても可愛いんです。
泣き声さえも可愛いんです。
吐き出す二酸化炭素さえも可愛く思えてきてしまいます。
どのくらい異常な感覚か…
この前写真をレタッチしている時に「この見え方の違いって近いな」と思ったのでご覧ください。
これが現実の息子です↓↓
そしてこれが僕の脳内フィルターを通して見た息子です↓↓
脳が認識する時には色鮮やかに、キラキラして見えるんです。
絶対にならないと思っていましたが、まさか自分がなるなんて…
そう、これが親バカです。
あなたの周りに子どもの話しばかりする人がいたとしたら、「あーこいつも脳内フィルター壊れてんなー」と温かく見守ってあげてください。
それではまた