【お風呂小噺】家庭のお風呂で温活~話題のホットタブ~
■家庭のお風呂と温泉の素
以前の記事で家庭のお風呂で簡単にできる温冷交互浴をご紹介しましたが、
昔から人気のある温泉の素などの浴用剤についてのお話と、
話題の重炭酸湯について、お話しします。
まず、温泉の素として売られている浴用剤は、医薬品またはそれに相当するものとして、薬機法に準じるようになっています。
さらに薬機法の中でも分類が4つに分けられ、
1)硫黄製剤等の薬機法の医薬品
2)バスクリンやバブなどの薬機法の医薬部外品
3)天然温泉水を噴霧する薬機法の化粧品
4)湯の華等の薬機法に抵触しない品
いわゆる入浴剤のほとんどが2番の医薬部外品にあたります。
人体に対してなんらかの作用が働く可能性がありますが、
治験などにより効果の根拠がはっきりしていないものです。
一般的な入浴剤の使用量としても、
一般家庭の浴槽約200Lに対し、約50gの入浴剤が用いられ、
浴槽水中の塩分量は、0.25g(250mg)/Lとなり、
温泉で言えば、単純温泉です。
これがどのくらいの単純温泉かというと、
山梨県で有名なほったらかし温泉が、0.178g/kgです。
密度の関係からリットルに戻した時には、
もう少し多くの量を含んでいると思いますが、
ここより成分が少ない温泉も見たことがないため、
ギリギリ温泉と同等言えるような成分量といえるのが、入浴剤です。
効果としても、普段のお風呂よりは保温効果があり、爽快感が味わえる、
お手頃な商品でしょう。
■お家のお風呂が好きな人には、重炭酸湯はいかが?
@DIMEさんの記事で、16%の方々が入浴施設を一度も利用したことがなく、
今後も利用する予定がない人にオススメしたいのが、
家庭でも簡単な炭酸湯です。
芸能人でも愛用者が多く、保温効果が高いことから美容にもいいとされる
「薬用Hot Tab」です。
入浴剤1粒は5百円玉サイズであり、これを3個入れるため、
溶けるまでには少し時間がかかります。
約160Lに3錠(45g)入れて使用するため、0.28g/Lの成分量となります。
有効成分としても、炭酸水素ナトリウムや炭酸ナトリウムなど、
温泉の成分としても入っているものであり、
炭酸水素ナトリウム=重炭酸そうだである。
黒湯などで340mg/kg以上入っていれば温泉と規定される存在であるため、
HotTabは、8割の温泉とも考えられます。
入浴ポイントとしては、保温効果が高い商品のため、
夏場は38℃前後、冬場は40度前後のお湯でゆっくり15分以上入る事。
高すぎる温度のお湯は、寝つけにくくなりますので、注意です!
ただし、あくまで医薬部外品であるため、
作用は緩和で、疾病には向きません。
しかし、日々の疲れの緩和の補助には最適といえるので、お試しください。
10粒、30粒、90粒と3種類あるため、
家族の人数にも合わせた利用もできます。
ぜひご利用と、スキ・フォローしてください!
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