【お風呂小噺】共生社会 渋川伊香保の1.5歩目
■共生社会ホストタウン
石段を 下りる黄金の 湯気濃いし
紅葉色めき 伊香保の地かな
コロナ禍においても季節は巡り、
また温泉がより気持ちよく感じる季節がやってきた。
それは、伊香保温泉においても変わらない。
群馬の山間に位置する伊香保は、石段が有名です。
伊香保神社までの石段の脇には、
グルメにお土産物など観光客を楽しませてくれますが、
それは健康な人でも少し息を切らすほど。
(途中のお茶屋さんの有難みを感じます)
しかし、令和も3年目を迎え、
ニューノーマルな時代が訪れようとしていることから
伊香保も新たな取り組みが始まっています。
単なる散策マップではなく、バリアフリーを意識した散策マップ。
これは、東京オリンピック・パラリンピックで、
共生社会ホストタウンとして渋川市が、
ニュージーランドとモーリタニアを受け容れて、
共生社会を目指す街づくりを始めました。
ユニバーサルデザインな街づくりを目指す取組みは、
大会が終了したから終わるものではなく、
その後も続けていくために
今回の「バリアフリーマップ」が作成されました。
https://host-town.jp/hosttowns/view/119
伊香保は石段以外の場所でも急な坂道が多く、
歩きづらく感じる部分もありますが、
街の景観も歴史として残すべき一つであるため、
簡単に昇降機などは導入できないでしょう。
ただ、目線を低くして、車いすからの目線で書かれたマップは、
優しさであふれているでしょう。
今月末からの配布ですが、
宣言が明けた10月からゆっくり楽しむ一つとして、
共生社会を一緒に感じていくのはいかがでしょうか。
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