3期目決算を迎えるにあたって
お久しぶりです。やっしーです。かなり久しぶりの更新となってしまいました。やはり決算前は忙しくなるものですね。
さて、弊社はお陰様で3期目の決算を迎えます。大学院を卒業して1年間経って、また1年間経営者をしてみて感じることを書いておこうと思います。
会社の経営に本格的にかかわるようになり、読書の数が増えたなあと感じます。kindleで読むことが多いのですが、1月に2,3冊読むようになりました。なんだかんだ言っても、書籍というものは知識の塊なのだなあとしみじみ笑
そんな本達の中で個人的に好んで読んでいるのが「ビジネスモデル」に関する書籍です。身の回りにクリエイターと呼ばれる人が多いこともあって、彼らの作るものがいかにしてお金になっていくか?どうすればより良い評価を得られるか?を考えるために非常に役に立っています。
そして、本の中から感銘を受けた言葉が「現代の会社は八方よしの考え方が必要になる」というものです。何かというと、企業を取り巻く経営者・国・社会・地域・顧客・株主・取引先・社員とその家族に対して配慮が必要ということです。近江商人の三方よし(売り手・書いて・世間)という言葉が元のようです。
つまりステークホルダーを意識して配慮することが必要であると勝手に解釈し、特に社員とその家族への配慮は重要な立ち位置であると考えています。それもあって、ここ数週間はほぼすべての従業員と1対1で会って話をしています。様々な立場の人がいる中で、彼らの比較的近い未来の話やモチベーションの方向性などを雑談しながら聞いています。
その後、彼らのモチベーションや長所を参考に一緒にする仕事や立場を検討しています。その検討の中で毎度、社員のご両親や彼女・彼氏、旦那さん・奥さんはこれで幸せなのか?許容できるのか?と思い悩みます。
弊社のスタッフは若い人が多く、平均するとおそらく23歳程度です。自分も含めてこれから40年は働く年齢です。そこまで考えたときに、持続的に活動できるためには何が必要なのか?
今は「個人的な時間」と「モチベーションに合致する仕事」と考えています。仕事をしたい人を止めるようなことはしませんが、仕事ばかりしていて家族は、あなたの大事な人は大丈夫ですか?と思います。
企業の役割はお金稼ぎだけではありません。スピードだけではありません。理想や教示のためだけではありません。
頑張る人を応援したい気持ちと裏腹に、そういったことを考えています。
弊社の従業員は日ごろから力を貸してくれている仲間たちで、新しい考えをくれる仲間です。彼らが楽しく仕事できることが、楽しく生きていけることが経営者である自分の目的の一つでもあります。
今後とも、広義のクリエイターと社会を繋ぐ経営者として、金銭だけではなく幸福度を創造できるような企業を目指して邁進したいと思う今日この頃でした。