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月18万円の特養と家族の愛が変えた祖母の介護生活:奇跡の回復ストーリー


MKY'sLLC代表の安田和世です。
私の祖母は現在91歳で、要介護4の認定を受けています。
介護の必要性が増す中、家族全員で協力し、最適な介護方法を模索してきました。
デイサービスから始まり、ショートステイを経て、最終的には特別養護老人ホーム(特養)への入居を決断しました。
月額費用は18万円で、神奈川県横浜市にある他の特養と比較しても平均的な価格帯です。

祖母が特養に入居することになった主な理由

夜間におむつを外してしまう行動が頻発し、母(祖母の娘)の負担が限界に達していたためです。母は毎朝4時から排泄物の処理や掃除、洗濯に追われ、精神的にも追い詰められていました。2024年8月上旬には祖母も車椅子で家族旅行に参加できましたが、同月末には特養への入居が必要となりました。

特養への入居に際し、家族との交流が減少すると認知症が進行するという懸念

在宅介護の限界を考慮し、家族全員で話し合った結果、入居を決断しました。幸いなことに、姉が老人ホームの近くに住んでおり、4人の子供を育てながらも、昼間のパート勤務の合間を縫って祖母に会いに行ってくれています。また、弟は理学療法士として独立しており、柔軟な時間を活用して祖母のリハビリやマッサージを行っています。週に3~4日は家族の誰かが祖母を訪ねており、そのおかげで祖母は元気を取り戻し、車椅子から伝い歩きができるまでに回復しました。認知症の進行も見られず、家族との会話を楽しんでいます。

私自身、東京で仕事に集中しながらも、月に2~3回は祖母に会いに行くことができています。家族全員の協力と支えに感謝しつつ、祖母が「また旅行に行きたい」と希望しているため、2025年の夏には家族旅行を計画しています。

特別養護老人ホームや有料老人ホームの入居に際しては、金銭面や入居者側の課題

特養の月額費用は平均して5万~15万円程度とされていますが、要介護度や施設の設備、地域によって差異があります。
一方、有料老人ホームでは、入居一時金が0~数千万円、月額費用が15万~35万円と幅広く、経済的な負担が大きい場合もあります。
また、入居者の要介護度や認知症の進行に伴い、施設側の対応や設備の充実が求められます。特に、要介護度が進行した際には、要介護者のための設備の整備や看取りを行える体制の確保などが課題とされています。
さらに、家族との交流が減少すると、入居者の精神的な健康や認知症の進行に影響を与える可能性があります。そのため、家族が定期的に訪問し、コミュニケーションを取ることが重要です。

私たち家族は、祖母の介護を通じて、多くの課題や学びを経験しました。家族全員の協力と支えがあってこそ、祖母の生活の質を向上させることができています。これからも祖母の希望を尊重し、家族一丸となってサポートしていきたいと考えています。
介護に直面している多くの方々にとって、家族の協力や適切な施設の選択、そして入居後の継続的なサポートが重要であることを、私たちの経験を通じてお伝えしたいと思います。


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