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53年黒字企業!尊敬する経営者!
こんにちは。
安田です。
コロナの緊急事態宣言が解除して1ヶ月ほど経ちましたね。
ワクチン接種が76%を超えたそうです。
レンタルスペースの事業を営んでいるのですが、予約数が増えてきました。
ワクチン接種が進んでいるので、リアルに出会いを広げていきたい方が増えているんだと思います。
レンタルスペースにあるソファも8年、使い続けて痛んできたのでソファを新しく買い替えようと思いました。
家具メーカーというとニトリ、IKEA、大塚家具が有名ですが、【関家具】という日本一の家具卸会社が福岡にあることを知りました。
株式会社関家具は53年間、黒字経営だそうです。
しかもすごいのが、コロナの渦中で過去最高の195億円の売上をあげています。
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帝国データバンクによると新型コロナウィルス関連で倒産した企業は全国で2384件判明しているそうです。
倒産していく企業が多い中で、過去最高の売上をあげている【株式会社関家具】を調べてみました。
福岡の大川に本社がある株式会社関家具は、若手社員がやりたいことはなんでもやらせてもらえる自由な社風だそうです。
しかも社員が失敗して損を出しても一切文句をいわれないそうです。
経営の心得13ヶ条その1
「楽しくなければ仕事じゃない、やりたい事を任す、失敗してと文句は言わぬ、責任は全て社長がとるから思いっきりやってください」
例えば、ドイツの高級マットレスを6000万円で仕入れたが、売れずに損失を出した若手社員がいたり、仕入の失敗をして約1億円の大損失出した社員もいたそうです。
そんな社員に対して関社長は「勉強代」だと言って文句は一切言わなかったそうです。
しかも大失敗した社員はその後、他の事業を大成功させています。
さらに、取引先が倒産することもあり、不渡手形の総額は5億円を超えているそうです。それでも関社長は取引先の担当者を叱ったことがないそうです。
「全て社長の責任、叱ってしまうと伸び伸び仕事をすることができない」と考えているそうです。
確かにその通りだと思いますが信じて任せていくことは勇気がいることです。
器が大きい経営者として尊敬しています。
そして人格者として真似ていきたいですね。
そんな関社長も若い頃はワンマン経営者だったそうです。
当時は、社員の意見を聞くことが恥だと思っていたそうです。社員に対する思いやりや配慮がたりなかっため、番頭といえる社員がやめていき、4人の幹部も会社を去っていったそうです。
その時
社員には仕事を任せ、夢と希望を与えること
が大事だと気づいたそうです。
社員を信じて仕事を任せ、責任は社長がとり、
やりたいことできる会社だならこそ社員はモチベーション高く仕事がでいるので良い製品が生まれるんだと思いました。
そんな自由な会社が赤字にならない秘密は
バイヤー向けの展示会して、受注がなければ、量産化はしないこと。
売れると決まった商品だけを生産できる仕組みがあるのは素晴らしいと思いました。
だからこそ、若手の社員がチャレンジできる環境があるんだとわかりました。
そして関社長は「社員が宝だ」と仰っています。
本当に素敵な企業ですね。
過去、信頼していた社員が辞めていき、経営の心得13ヶ条を作り、他人にベクトル向けるのでなく自分自身にベクトルを向けて、己を変化させている。過去の失敗から学びを経営に活かしていて素晴らしいですね。
創業期は19時間労働をして、79歳になった今も16時間労働しているそうです。
最後に
社員は社長の先生
と仰っていました。
長期的に成功していくためには、社員の意見を聞くのは大切ですね。
企業は人なり、一緒に仕事をする仲間を大切にしていきます。