世界のディズニー・パーク・レポート①〜マジック・キングダム編〜
本日から4日間にわたって、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドにある"Walt Disney World"のレポートをしていきたいと思います!
第1回はマジック・キングダム編!!
1.はじめに
日本のディズニーは50回以上入園し、カリフォルニアの本場の"Disneyland Resort"にも小学生の頃行ったことのある僕は、ずっとフロリダのディズニーに行くことが夢だった。
時は某ウイルスが流行り始めた2020年2月末。ついにその夢が叶い、フロリダの地でまさに"夢"のような時間を過ごした。
あれからちょうど1年というこの節目に、フロリダのディズニーリゾートについて思い出を留めておきたいという動機でこの特集を始めた。
各パークの特集(全4パーク)の全4弾構成の予定だ。あと全て僕の撮った写真を使うので、写真のクォリティは我慢してほしい。(言い訳させてもらうとストーリー用に動画を沢山撮ったので笑)
あと今後、"Walt Disney World"は長いので"WDW"、東京ディズニーリゾート、ランド、シーをそれぞれ"TDR"、"TDL"、"TDS"と省略する。
2.パークの概要
マジック・キングダムは1971年開業の世界で2番目に古いディズニー・パークだ。本場カリフォルニアの"ディズニー・ランド"の事業がひと段落したウォルト・ディズニーが東海岸にもディズニー・パークを作りたいということで開業した。
マジック・キングダムは皆さんお馴染みのTDLのモデルとなったパークである。魔法の王国がテーマである。
パークのエリアは全部で6つ。"メインストリートUSA"、"アドベンチャーランド"、"フロンティアランド"、"リバティー・スクエア"、"ファンタジーランド"、そして"トゥモローランド"に別れる。
エントランスを通るとそこに広がるのはメインストリートUSA。1920年代のアメリカ"ゴールデン・エイジ"時代の街並みが再現されている。TDLのワールドバザールと違い、屋根がなく開放的だ。
TDLのウエスタンランドにあたるのがフロンティアランドである。TDLのようにクリッター・カントリーはなく、スプラッシュ・マウンテンはフロンティアランドにある。そのかわりにホーンテッド・マンションの位置するリバティー・スクエアがある。あとはトゥーン・タウンは昔なくなったらしい。その他はTDLと同じだ。
そして、もちろんシンボルはシンデレラ城。TDLとデザインはほぼ変わらないが(だってTDLが真似したんだもんね)、すこし小さい気がした。夜のシンデレラ城は美しかった。
3.アトラクション
長い前置きはこの辺で終わりにして、いよいよアトラクション紹介から始めよう。
まずはTDRにないアトラクションから。
7人の小人のマイントレインだ。ファンタジーランドの中にある比較的新しいアトラクションで、マジック・キングダムの中で1番人気のライドである。洞窟の中は美しい宝石の山。7人の小人が"ハイホー"を歌い出すと、洞窟を抜け一気に加速。可愛らしさとスリリングを両方味わえる名アトラクションだった。是非YouTubeで調べてみてほしい。
次に紹介するのはアリエルのライド。ファンタジーランドの奥の方に位置する。入り口でアリエルがお出迎え。
ピンク色の可愛らしいライドに乗って、いざ海底の世界へ。映画"リトル・マーメイド"の世界が体験できる。映画のあらすじが忠実に再現されていた印象。この映画音楽が本当に良いので、心が癒された。TDRにもいつかできてほしい。
他に乗った中でTDRに存在しないアトラクションはグーフィーの可愛いジェットコースターくらいかな。
ではではお次はTDRにもあるアトラクションについて紹介しよう。
まずはみんな大好きスプラッシュ・マウンテン。ストーリーはほぼ同じだが、TDL版とは逆の反時計回りである。あと全体が明るい印象。悲しいことにカリフォルニアのと、このフロリダのスプラッシュは題材変更されてしまうので、ギリギリに滑り込めてよかった。
ビッグサンダーはあまり大きな違いを感じなかった。安定して風が気持ちよかった。
スペース・マウンテンはなんと写真でもわかる通り、一列で掴まれるのは小さな安全バーだけ。荷物を置く場所もなかったのでリュックを前にかかえて乗った。ライドが小さい分、本当にスリリングな体験だった。
カリブの海賊やホーンテッド・マンションはほとんど構造がそっくりだったのに逆に驚いた。TDLはここまで再現できているんだと感心。
イッツア・スモールワールドは僕の1番好きなディズニーアトラクションだ。小さい頃好きすぎて、6回連続でライドしたこともあるまでだ。本当にこのアトラクションに乗ると幸せな気持ちになるね。TDL版との違いは内部にモチーフか存在することだ。真っ白くてオシャレだった。
プーさんのアトラクションはTDLとストーリーは変わらなかったが、ハニーハントのあの縦横無尽に動き回るハニーポットではなく、普通のライドだった。そのため、正直とても物足りなかった。(ハニーハントは世界に一つしかないの知ってたので、もともと期待してなかった)
バズに至っては、TDLと違い光線銃が固定されていて、非常に操作しづらかった。
個人的にデザインが気に入ったのはダンボ。赤と青のコントラストが美しく王者感が漂う。
だいたい主要なアトラクションは網羅できた。
TDL版との共通点、相違点などを比べるのが楽しかった。
それとQライン(待ち列)に関しては、圧倒的にTDLの方が手がこんでいると感じた。
4.フード
やはりどうしてもTDRのフードのクォリティと比べると、見劣りしてしまうので珍しかったものを紹介しよう。(というか自分が食べたものを紹介するだけ)
まずはターキーレッグ。この圧倒的なボリュームよ。手のひらと比べたら一目瞭然。日本のターキーの2倍くらいあるかな。食べるのに20分くらいかかった。そこそこ美味しかった。
次にTDLにもこないだできた美女と野獣のエリアにある、ガストンのお店。
ここではリンゴ味のシャーベットが食べられた。見た目はハリポタのバタービールに似てる。味はまあまあかなー。
ピノキオのレストランで食べたピッツァ。生地もクリスピーな感じで、こう見えて結構ボリューミーで美味しかった。
最後はパイナップル味のフロート。アドベンチャーランドで売っていて、Doleとコラボしている。これが絶品で何度も食べたくなる中毒性だった。(実際3回も食べた) マジック・キングダムに行ったら絶対に食べるべきグルメだ。
5.エンターテインメント
夜はお待ちかねのキャッスル・ショー。
昔からディズニーのショーガチ勢の僕はこのショーが楽しみで楽しみです夕方の4時くらいから3時間ほど場所取りをした。(一緒に動いてた友達と交代交代で場所取り)
ショーの名前は"Happily Ever After"。TDLの" Once Upon A Time"も好きだが、正直迫力が違いすぎた。度肝を抜かれた。
まずね、30分という圧倒的ボリューム。ディズニーの名曲のアレンジも素晴らしい。中盤のラプンツェルの"I See the Light"、ターザンの"You'll Be in My Heart"には胸が打たれた。
そしてなんといっても時に激しく時に趣深く打ち上がり続ける花火と美しく投影されたプロジェクションマッピングのコラボが素晴らしい。後半も凄まじかった。オリジナルソングにも感動。最後はこれまで生きてきた中での様々な想いが込み上げてきた。
今でも何度もこのショーをYouTubeで見返している。あのときの感動をいつかもう一度味わいたい。
と感慨に浸ったのも束の間、すぐにTDLでもお馴染みの" Once Upon A Time"がはじまり、追い討ちをかけられる。ディズニーマジックの虜になってしまった。写真は2つのショーが終わった直後のシンデレラ城。少なくとも30分この光景を目に焼き付け、色んなことに想いを馳せることができる気がした。
第2弾以降も触れるが、この"Happily Ever After"をはじめとするWDWのショーはTDRのショーと比べ、迫力が大きかった。より感動した。花火や水の仕掛けが段違いである。明日からのショーのレポートでも熱く語りたい。
6.まとめ
マジック・キングダムは全体的にTDLとの違いを比べるのがおもしろかった。ここは再現されてるのかなどと、感じながらパークを回るのは楽しかった。それにしても"Happily〜"は一生忘れられない思い出になったなぁ。
明日の第2回はエプコット編。お楽しみに!
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