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世界のディズニー・パーク・レポート②〜エプコット編〜

WDWレポート2日目の今日はエプコットを特集します!

1.パークの概要

エプコットは1982年にWDW2番目のパークとして開園しました。ちょうどTDLの開園の前年ですね。

"EPCOT"は"Experimental Prototype Community of Tomorrow"の頭文字を取ったもので、簡単に訳すと"実験的未来都市"である。要するに未来の理想都市というコンセプトである。トゥモローランドと似た雰囲気がある。

そして何と言ってもシンボルは入り口にそびえ立つ巨大なゴルフボール。(正式名称:スペースシップ・オブ・ジ・アース)昼間は白で夜はライトアップする。夜に見たゴルフボールは幻想的で美しかった。肉眼でこの規則性を持ってはめられた三角形をよく見てみると、その設計のバランスに惚れ惚れする。

エプコットは大きく2つのエリアに別れる。

"ワールドショーケース"と呼ばれるエリアとそれ以外の近未来的なエリアだ。

ワールドショーケースには世界各国のパビリオンが建ち並ぶ。

イギリス館、ドイツ館、中国館、日本館、ノルウェー館、メキシコ館、モナコ館、フランス館などなど非常に豊富なパビリオンがある。
ここを一周するだけで世界旅行をした気分になれるのだ。

写真はイタリア館から見たワールドショーケース。右側にメキシコ館の古代遺跡が見える。

ここで少し我らが日本館を例に取ろう。

日本館には見覚えのある三越のマークが。

中に入ってみると日本の伝統的なかぶとや着物などが展示、販売されていた。

見つけたのはお馴染みのアメの数々。

さらにはなんと、"キンプリ"のお菓子まで。ついにジャニーズは世界にまで進出してしまったのか。

夕陽がさしてくると、ワールドショーケースは幻想的な空気に包まれた。グラーデーション豊かな空、小さく見える各国のパビリオン、水面に映るオレンジのコントラスト。

さらに各パビリオンからその地域固有の音楽が流れてくるので、何周もして黄昏ることができた。(この時間帯、実際3周くらいした)

このようにエプコットは風景や雰囲気を楽しむだけでも十分楽しめるパークなのだ。(もちろん他のパークもそうだけど)

各パビリオンやもう1つの近未来的なエリアの説明は後ほどしたいと思う。

2.アトラクション

まずは近未来エリアにあるソアリン。TDS版と違って細かなストーリーや設定はなかったが、相変わらずの高クォリティ。ソアリンは近未来的なパークのコンセプトに合ってた気がした。

次はエプコット1番の目玉。ノルウェー館にあゆフローズン・エバー・アフター。こちらは"アナと雪の女王"の世界を体験できるボート型ライドだ。TDSに数年後できる予定なので、ネタバレは控えさせていただきたい。1つ言えるとしたら、TDSのトイマニやソアリンを超える人気アトラクションになりそう。Qラインはこんな感じ。

続いてテストトラック。 オープンカーの性能を自分でカスタマイズし、実際乗ってみてそれらをテストしてみるという新感覚のライドだ。下が僕の作った車。

何とこのアトラクションはWDWの中で最も瞬間速度が速く、100km/hを超える。まるで高速道路をオープンカーで走っている気分で爽快だった。とても楽しかった。

テスト・トラックの隣にミッション・スペースという宇宙でミッションに挑戦するアトラクションがあったが、こちらは酔いやすく内容もまずまずであった。

シンボルのスペースシップ・オブ・ジ・アースもアトラクションの1つ。巨大なゴルフボールの中は人類の歴史をたどるライドになっていた。先史から現代の時間を膨大な数のフィギュアと共に冒険することができた。あと最後のリクライニングが心地よかった。

近未来エリアに"ファインディング・ニモ"のライド型アトラクションもあった。このアトラクションの隣に小さな水族館があった。本物のニモやドリーも発見。

他にはメキシコ館にドナルド、パンチート、ホセ・キャリオカのいわゆる"三銃士"のボート型アトラクションがあったので、乗るなりしてみた。

エプコットのアトラクションはTDRにないものばかりで新鮮で、十分すぎる内容であった。

3.フード

エプコットの大きな魅力の1つに、各パビリオンで食べられる世界中のグルメの数々。まずは僕が実際に食べたものから紹介したい。

日本館にある和食屋さん。僕は豚骨ラーメンをチョイス。普段から美味しい日本食を食べてる僕にとって、味はまずまずであったが、異国の地エプコットで和食を食べられることに意味があると感じた。他にはお寿司、カツカレー等のメニューがあった。

お次はドイツ館のホットドッグ。ドイツといえばビールにホットドッグでしょ。僕はこのときドイツに留学予定だったので(コロナで中止)、一足先にドイツ気分を味わえた気になった。21歳以上ならビールも飲めるよ。

夕飯はメキシコ館のピラフ。こちらは日本の食べやすいように味付けされたものと違って、本格的なスパイシーな味だった気がした。あとこの夕日が沈んでいく中、ワールドショーケースを見ながら食べられるという、ロケーションが素晴らしかった。

最後はフランス館のアイスクリーム。確か20種類以上のフレーバー、3種類くらいのコーンから自分の好きなものをカスタマイズできたような。アイスを食べ歩きしながらフランス館を散策し、贅沢な気分を味わった。

他にも、中国館では中華料理、アメリカ館ではハンバーガーが気軽に楽しめる。さらにイタリア館やフランス館は本格的なコースディナーも。(金額を見たが高かったという印象しか残ってない)

このようにエプコットは世界中の料理を楽しむのに売ってつけの場所だ。少しずつつまむのもよし、オシャレなコース料理を堪能するもよしだ。

4.エンターテインメント

エプコットのショーはワールドショーケースで行われる。

"EPCOT Forever"という花火のショーを見た。

またしてもショーガチ勢の僕はファストパスを使って、特別席のど真ん中をゲットすることができた。ちょうどこの待ち時間に大学の秋学期の成績発表と家庭教師を持っていた子の第一志望合格の2つの知らせを得たので思い出深い。

ディズニーの音楽に乗せてワールドショーケース上に打ち上げられる無数の花火は迫力満点。

このショーではもちろん、日本の花火大会やディズニーでよく見るようなスタンダードな花火も多く見られたが、中盤にはこの幻想的な"宙に舞う花火"も見られた。20分以上の比較的長い打ち上げ花火であったが、様々なバリエーションがあり全体を通じて楽しめた。

そして圧巻のクライマックス。写真を見るだけでもわかるだろう。こうして光と音とディズニーソングのコラボレーションは幕を閉じた。

前日の"Happily"と同様、またしてもWDWのエンターテインメントの迫力に圧倒されっぱなしだった。


5.まとめ

エプコットは近未来と国際性を兼ね備えた、僕にとって新感覚のテーマパークで、見るもの食べるもの体験するもの全てが新鮮であった。

さらに夜の日本館から見た景色は天下一品。古風な日本の鳥居、近未来的なスペースシップ・オブ・ジアースの共演である。

こうしてショーが終わったあと、もう一度ワールドショーケースの周りを散歩していると、この日に体験した思い出の数々が蘇ってきた。絶対いつか大人になってこのパークに戻ってきたいと強く感じたのだった。

明日は3日目!アニマルキングダムをレポートします!

#大学生日記 #毎日投稿 #ディズニー #フロリダ #エプコット

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