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一生の思い出〜サザンオールスターズおいしい葡萄の旅〜

僕が人生で初めて行ったバンドのライブは一生の思い出だ。

時は2015年、中学3年生の5月26日。

サザンオールスターズおいしい葡萄の旅、場所は東京ドーム。

あの日肌で感じた衝動は決して忘れられない。

僕は中学1年の秋頃から父の影響でサザンにどハマりし、解説本や過去のライブ等を通して、1年ほどで全ての楽曲やライブについて語れるほどまで没頭していた。

中学2年生のときにあった年越しライブは抽選で外れたこともあり、初めてライブに行けることが決まった4月中旬からこの日を首を長くしていて待っていた。

週末の野球部の試合はまさかの最後の大会一回戦負けで引退、そしてその日にやっと中間テストも終わり、様々なものから解放されたような月曜の午後であった。

最後の科目が終わった瞬間に、本当に憧れのサザンオールスターズのライブに行ける嬉しさでいっぱいになった。

当日になって席がわかるのだが、なんとそれはアリーナのAエリア。

若干左ではあったが、かなり前の方でその時点で興奮していた。

ずっと他の公演のセトリを見るのを我慢したくらい、本当に楽しみだった。

一曲目はTarakoというマイナーな曲で度肝を抜かれた。

Tarakoはそれまでお気に入りの曲ではなかったが、生のバンドサウンドに初めて触れた曲、そして僕にとってサザンオールスターズの記念すべき初めて生で聴いた曲として思い出深い曲となった。

イントロがすこぶるかっこよかったな。

Tarakoに続くはミスブランニューデイ。

レーザーの演出がものすごくかっこよく、映像でしか見てなかった迫力の数倍感じたし、2曲目の時点で生きててよかったと悟った。

3曲目は大好きなロックンロールスーパーマン。

生で聴くギターソロの掛け合いは最高だった。

もう最初の3曲で幸せの絶頂だった。

その後もアルバム葡萄の曲が続き、KAMAKURAコーナー、バラードコーナー、レアなコーナー、盛り上げコーナー、そしてアンコール、全てが想像以上のライブだった。

特に印象的だった曲はバラ色の人生・よどみ萎え、枯れて舞え・Happy Birthday・Computer Children・あなただけを・真夏の果実・01MESSENGER・ブリブリボーダーライン・栄光の男・ボディスペシャルII・ピースとハイライト・みんなのうたである。

イントロの前の雰囲気で次の曲を予想しているときのワクワク感がたまらなかった。

アンコールのみんなのうたで手を振っているときはあまりにも幸せで涙が止まらなかった。

本当にあのライブにはエネルギーをもらった。

アルバムツアーの割に珍しい曲も沢山やってくれて、楽曲のバランスもピカイチだった。

今までウォークマンやテレビで聴いていた演奏が、生のライブだとここまで違うものかと実感した。

あの終わった後の清々しさは今でも体が鮮明に覚えている。

当時高校受験が控えていたので、その後9ヶ月ほど頑張る大きな原動力になったのは言うまでもない。

ありがとうサザンオールスターズ、桑田さん。

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