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10-0も1-0も価値は等しい

今日の中日対横浜は実に野球の真髄を見た。

ゲームは9回表ツーアウトまで0-0。

一昨日も0-0の引き分けだった。

今年は特別ルールで延長はなしであり、かつ一昨日のこともあり、このまま引き分けかと正直思った。

野球は9回ツーアウトからという言葉があるが、その言葉すらも頭によぎることもなかった。

しかし今日はツーアウトからドラマが起こる。

平田がヒットで出た後、足のスペシャリスト高松が代走で一塁ベースへ。

次の木下の内野安打と悪送球の間に、一気にホームまで帰ってきて1点をもぎ取った。

日々の打線へのフラストレーションが溜まっていた中での本当に劇的な展開に、思わず部屋で叫んでしまった。(上の階で仕事をしていた母親に怒られたほど)

ここで大切なのは1-0でも10-0でも勝ちは勝ちだということだ。

野球は1年を通して沢山点を取ったチームが優勝でもなく、点を最小限に抑えたチームが優勝でもない。

紛れもなくより多くの試合で勝利したチームが優勝する。

だからファン目線で考えると、沢山点を取った日も調子に乗らず明日は切り替えてまた勝つぞという気持ちで応援する。

沢山点を取られた日も今日は今日、明日は明日と考える、ある種の諦めや潔さもファンには必要なのだ。

野球ファン歴がもう15年にもなるのでこの原則はよくわかるし、熱烈な野球ファンの1つの心得なのではないか。

それにしても今日は本当に興奮した。

明日からも乗ってけよ、ドラゴンズ!

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