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🎓 『AI サポート機能』で、より学びやすく

Railsチュートリアルから『AI サポート機能』をリリースしました!アプリ開発中に遭遇するエラーについて AI がデバッグのヒントなどを返す機能となります。

例えばエラー文を貼り付けると、AI がエラー内容を解説します (500文字まで)

『AI サポート機能』は、2023年3月時点では以下のユーザーがご利用いただけます。

法人アカウントをお持ちのユーザー
解説動画をご購入されたユーザー

📝 🆕 2023年4月 追記: Webテキストのご購入者もお試しいただけるようになりました! → 詳細の note 記事を見る

また本機能の内部では OpenAI 社が提供するシステム (※) を使っています。現時点では利用の回数制限はありませんが、システム利用に掛かる費用を鑑み、回数制限などを後日設ける予定です。

※ OpenAI の Terms of use に遵守するため、本機能を利用する方が18歳未満の場合、保護者から許可を取る、もしくは保護者が代わりにご利用していただく必要があります。詳細は利用時の注意事項からご確認いただけます。

参考: Open AI - Terms of use


🤖 AI サポート機能の使い方

本機能を利用できるユーザーの場合、サイドバーに『AI に聞いてみる』ボタンが表示されます。クリックすると AI に質問できるフォームが開きます。

サイドバーに表示される『AI に聞いてみよう』ボタン

フォームにエラー文などを貼り付け、「質問する」をクリックして数秒待つと、AI による質問内容の解析が始まります。

※ エラーの解析には数秒〜数十秒かかることがあります


解析が完了すると、以下のようなデバッグのヒントなどが表示されます。

エラー文の解析結果から、AI が返すデバッグのヒントの例 (※)

AI の出力結果が常に必ず正しい訳ではありません。あくまでエラー文の理解やデバッグのヒントとしてお使いください。例えば上記の例においても、ファイル削除ではなく、該当プロセスにシグナルを送って終了させる方法もあります。

AI がより適切な回答を返せるよう、公式ドキュメントを参考にリリース後も継続的に改善していきます。現時点で判明している AI の不適切な回答例とその対策等については、OpenAI 社の論文 (英語) からご確認いただけます。

参考: https://arxiv.org/pdf/2303.08774.pdf


さらに、AI サポート機能で AI に質問するとき、

などをまとめたヒント記事も公開しています。こちらも合わせてご参考になれば幸いです 💡✨


💻 悩めるエラーを、学べるエラーに

Rails 7 対応により環境構築が楽になったとはいえ、学習中にエラーが出ることはあります。これはソフトウェアが順当に進化している証であり、熟練になるためのトレーニングとも言えますが、しかし慣れないうちは「エラーが出ると辛い」といった気持ちにもなりがちです。

Railsチュートリアルは2013年から公開しているデータの積み重ねもあり、OpenAI が持っている知識の1つになっています。このため、学習者が遭遇する大抵のエラーについて OpenAI は既に理解しており、(もちろん完璧ではありませんが)学習者にとって十分に役立つヒントを返してくれます。

↓ undefined method `id' for nil:NilClass を入力した結果 (一部)

↓ ActiveRecord::PendingMigrationError を入力した結果 (一部)


本機能を使うことで従来の「エラーが出た。辛い 😢」という気持ちが少しでも和らぎ、「エラーが出た。解説を見て理解が深まった!」という気持ちに繋がれば嬉しいです 😌💖

Railsチュートリアルでは、より使いやすいコンテンツとなるよう今後も継続的に改善・開発に励んでいきます。今後も note マガジンからお知らせを続けていくので、もし興味あれば無料購読をぜひ!引き続きRailsチュートリアルをよろしくお願いします 🎓✨ 

📝 この記事を書いた人: @rakudaSanDesu & @yasulab


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