コミュニティづくりのおすすめ書籍 Make space
2020年4月からデジタルビジネスイノベーションセンターでディレクターとして
大企業31社のDXをはじめさまざまな変革をテーマに5年間取り組んでいる団体に所属している私
DXとかソーシャルイノベーションとか、コーポレーショントランスフォーメーションCX
などさまざまだけど、
要するに「イノベーションや改革」を
人が集い何かを生み出す、発想力を高めコラボしながら物事を進めていく。
しかしながら、想像以上に成果を創出するのは困難です。
会員企業や参加者と
「どのようなコミュニティーにしていったらよいのか」
「ふさわしいコミュニティづくりは何か」
場所、道具、智恵はどんなものか…探していたら、
そんなときに BUFFの教室に出会えた。書籍の紹介はその教室の課題です。
北欧のインキュベーションセンターでフューチャサーチーや復興支援でまちづくりやってきた福島大学と兼務 DBICのディレクターの岩井などのアドバイスもあり
、100番地をはじめ、あちこちのコ・ワーキングスペースを見て回たり、有志でデザインワークしてみたけど原理原則を知らず。
実際に使って身をもって体験したり、いろいろなイベントに足を運んだり自分で企画してみたり、少ない人数でのオペレーションの試行錯誤がとても大事だと痛感しました。
これからは積極的にやっている会員の方々と意見交換したり、同じ志を持ったアート集団OverAllsやDBIC提携先であるデンマークデザインセンター🇩🇰世界のデザイナーなどとの交流をするためにコペンハーゲンのシェアオフィスも用意しながらネットワークを活用しながら自分たちもコミュニティづくりをデザインし実践できる会員も巻き込みながら成長していきたいと思っています。
そのためにも創造性を発揮するには「空間」こそが重要だと感じています。
そこ出会ったのが次に紹介する
「
MAKE SPACE 」
メイク・スペース スタンフォード大学dスクールが実践する創造性を最大化する「場」のつくり方
とういう書籍
個の書籍から学ぶことは、デザインシンキングを実践するアイデアとレシピが公開されていること。2012年10年経っても色褪せないこと。コミュニティスペースを作る実践者になることあり方として問い直すことが私に大きなインパクトを与えてくれた。少しづつでもやってみます。
内容は
Make Spaceは、教育機関、企業、チーム、学校全体で創造性、コミュニケーション、イノベーションを活性化するための新しくダイナミックなリソースです。 さまざまな角度からアプローチできるヒントと指示が満載のMakeSpaceは、誰でも環境を制御できるようにするための準備が整ったリソースです。
創造的な仕事を促進し、コラボレーションを促進するためにスペースを変更する方法で満たされた感動的なガイドブック。
あらゆる場づくりに応用したい1冊
本書は、デザイン思考を鍛える場として有名なスタンフォード大学dスクールが実践する
「空間のつくり方」の手引き。
机の並べ方から座り方、コミュニティスペースやラックのつくり方まで、環境をデザインするためのすべてがわかる。それは、遊び心に富んだソーシャルイノベーションセンターを見てもよくわかる。
スタンフォード大学のd.schoolとそのEnvironmentsCollaborative Initiativeでの作業に基づいて、Make Spaceは、創造性を刺激するために空間を意図的に操作する方法を示すツールです。 このガイドは、新しいスペースの作成を担当するデザイナーや、既存のスペースの刷新に関心のある人に適しています。特に、チームや個人のコミュニケーション、仕事、遊び、革新の方法を強化するために、環境を変えるための斬新で非自明な戦略を提供します。
イノベーションの源となる自由な発想と活発なコラボレーションを生み出すには、それに適した「スペース」が必要だ。しかも、それはプロジェクトの規模や性質、そして進捗状況に応じて進化しなくてはならない。だが、どうすれば、スペースは進化できるのだろうか。本書では、dスクール設立以来の経験を元に、グループワークの効果を最大化する自作家具やツール、それらの設置と運用のしかたなど大きな効果をもたらす環境づくりのヒントを紹介。また、これらの基盤となっているさまざまな研究や洞察も豊富に収録する。オフィスで、学校で、そして家庭でも役に立つ、クリエイティブな環境づくりの秘訣をdスクールの教官たちみずからが明かした「スペース」のバイブル。
次のとおりです。
ツール-家具から壁の処理、リギングまで、あらゆるものを構築するためのヒント
状況-創造的な活動を刺激するためのシナリオとレイアウト
インサイト-学習曲線を短縮するために設計された一口サイズのレッスン
宇宙研究-作る、学ぶ、想像する、そしてつながるための空間を作ることについてのレッスンを伴う率直な物語
デザインテンプレート-コラボレーション環境を理解、計画、構築するためのフレームワーク
「あなたが創造性を奨励し、人々の中で最高のものを引き出すコラボレーション環境を提供することを決意しているなら、あなたは常にこの本をあなたのそばに置いておきたいでしょう。」 -スミソニアンのクーパーヒューイット国立デザイン博物館の館長、ビル・モグリッジ
「MakeSpaceは、宇宙の重要性について明確に説明しています。私たちが宇宙についてどのように考え、構築し、繁栄するかについてです。」 --Steelcase、社長兼CEO、James P. Hackett
著者について
スコット・ドーリー:スタンフォード大学デザイン研究所(通称dスクール)のクリエイティブ・ディレクターで 環境コラボラティブ共同ディレクター。
スコット・ウィットフト:同研究所の環境コラボラティブ共同ディレクター
本書を紹介する背景
そこで何故 難しいのかを探究し振り返ってみようとスイスの経営大学院の協力を得て
IMD国際ランキング調査のデータに基づき分析、考察、提言するVision Paperを
昨年7月に発刊
提言だけでは何も変化が起きない行動が伴わないので、その変革をどのように起こせばよいか ?DXに立ち向かうためのガイドブックを融資のメンバーで作ろうということになり今年2月に発刊しました。
その制作過程で
私たちのコアモデルとして一貫した「個の変容 Unlock」コンセプトが明確になりました。私たちのスローガンはUnlockです。
私たち価値 OurValue:
個の変容せずに、事は何も起こせない。ひとりひとりの変容は不可欠。
「個の変容の見える化」を通じて
引きこもり、囚われを剥がして
チームや組織を強くし、価値創造のための組織変革を実践するリーダーを輩出する
秘密基地コミュニティーを持続的に成長する
昨年度は、コロナインパクトでリモートシフト、オフィスの移転を契機にシフト、オフィスデザイン、動画配信スタジオ、試行錯誤しました。
さまざまなITプロフェッショナルの団体になど10年以上参加しながら経験し、今もITEG企業IT力向上研究会の理事長もやらせていただいているのでそのノウハウを少しでも活用してよいコミュニティーが増えたらよいと思っています。