見出し画像

「今日もまた犬と大谷に負けた…」長文ポスト書いても読まれない悲劇を回避するプロのテク5選!

「なぜ俺はSmartNewsを読んでいる…」
「いやッ、読まされているッ!?」

AM11:32、
ちょっと一息いれようと、私はiPhoneのロックを解除する。

「マスクしてっとFace IDが認識してくれないなぁ…やっぱりホームボタンが好きだったわ」
なんてことを考えつつ、

何も考えずにホーム画面を右に「シャッツ」とフリックした私は、
そのまま流れるように

犬が「寂しかったよ」と言っているときの仕草や行動5つ


という記事を読んでいた。


なぜだ。
なぜ私は今イッヌの記事を読んでいるのだ。

最近、いつもそうだ。
この手の
「犬のなんちゃら、5つ」
のテンプレに、何度屈しているのだ私は??


開いているアプリは「SmartNews」である。
言うまでもなく、ネットニュースの代表格である。

あなたは、
「せっかく時間かけて長文ポスト書いているのに、全然読まれてない…」
ということで悩んだことはないだろうか?

私はある。
中身は良いのに。

タイムラインを見るに、
同じことで悩んでいる仲間はどうやら多そうである。

なぜそう思うのか?
理由は単純。

読者側になってみると、
最後まで”読まされる”ポストは決して多くないからである。


有益なことを書いてくれているであろうポストは読まないのに、
たいした興味もないネットニュースは読まされてしまうのはなぜだ。


疑問に思った私は、自分が読んでしまった記事の「見出し」を追ってみた。
同時に、Twitter(X)のノウハウも漁ってみた。

「なるほど、こういうことか」
「この応用ができるだけで、引き出しは無限じゃね?」
「自分で考えなくていいって、ラクだわぁ…」


という感じで、だいたい5つの要素が抽出できた。
これはきっとあなたの役に立つと思うので書き残しておきます。

たったこれだけでも使いこなせれば、
「全然読まれねぇ」
ということは無くなるでしょ。

ゴリゴリ使っちゃってください。
Xライフを共に快適に過ごしていきましょう。


私が「読まされた」見出したち。

・「別人」みのもんた79歳の激変姿に…
・犬が亡くなる直前に『飼い主に伝えたい』と思っている5つのこと
・ドジャース大谷は「日本にウンザリ」しかねない…
・志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較
・寺を乗っ取られた元住職
・大谷翔平が「悲しそう」
・洋服を着せたほうがいい犬の特徴5つ
・元木大介氏、巨人コーチ時代に感じた「才能がハンパない選手」
・鳥山明氏の命奪った「急性硬膜下血腫」…血液サラサラ薬服用者は
・大谷翔平ら”ベッタニマン”を指揮官称賛

SmartNewsより抜粋

「こいつ犬と野球大好きだな」


間違いなく、スマニューのAIにマークされとります。笑

最近の野球には興味なかったんですけど、
大谷選手の記事を追ってたら「野球好き」認定されてました。

【余談】
松井秀喜の巨人現役時代ぐらいが大好きでしたねー、
一番仁志、二番清水、三番松井、四番清原、五番由伸、六番二岡、代打でクセモノ元木、九番ピッチャーガルベスがホームラン打っちゃう、みたいな時代。阿部慎之助の少し前。村田か杉山で。
記憶はちょっとあやふやだけど、エンタメとして純粋に楽しかった。

犬ネタは読んじゃうでしょ~
トイプー飼ってるので。
「犬が亡くなる直前に飼い主に伝えたい」とか、
読まずにいられるかっての。

他にも

「犬が落ち着きなくそわそわしている理由4つ」
「犬が食べると死に至る危険な食べもの4選」
「ダメな犬の飼い主がしているNG行為5つ」
「犬のウンチが増える4つの原因」
「愛犬が飼い主に伝える6つの大好きサイン」

SmartNews

「犬」「〇選」で延々と擦ってきよる…
読んじゃう私も私ですが。

イケると思ったらガンガンいっとく!
マーケティングの模範のような例ですな。


さて、ここからがノウハウ。
つい読んでしまう見出し・冒頭の要素を抽出していきましょう。




①めっちゃ気になるけど読まないと全容がわからない

・大谷翔平ら”ベッタニマン”を指揮官称賛

「ベッタニマンてなんぞ?」とつい開いてしまいました。
ベッツ・大谷・フリーマンのMVPトリオのことだそうです。

ムーキー・ベッツ
おおた
フレディ・フリーマン
これで「ムーニーマン」と呼びたい人もいるそう。おもろい。

まあこういうのは一度知ってしまえば2回目は通用しねーぞ!
ってところですが。
造語で「??」を作るのもアリなんですが、それは「大谷関連だから」というのを忘れてはいけない。
素人が好き勝手に作った謎ネーミングコンセプトは1mmも通じないので注意されたし…


・ドジャース大谷は「日本にウンザリ」しかねない…

・大谷翔平が「悲しそう」

なんというか、日本人全員そうだと思うんですが、
「大谷選手にはケガなくトラブルなく笑顔で活躍していてほしい」
みたいな空気ありますよね。
だからちょっとネガティブなワードがくっついてくると気になっちゃう。そういう心理をうまく突いて、開幕前でも話題を作る。やはりプロ、色々考えてます。

人は「得すること」よりも「損を避けたい」気持ちの方が強いという心理を利用すれば、ネガティブワードで注意を引けます。

「反応がとれるワード5選」より
「絶対に使ってはいけない!反応ガタ落ちワード5選」
の方が気になるって寸法。


・志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較

正直もう世間も松本人志ネタは飽きてると思うんですけど、
志村けんさんと比べるという切り口がズルい。
一切触れていないのに、「おそらく女性関係の話なんだろう」と推測できてしまうけど、気になる。
多くを語れない”見出し”において、読者の想像力で補わせるテクニックは超重要なのでしょう。

現役バリバリの中のご不幸、
「志村けんはいい人だった」
というイメージを崩されたくはないが…?
と気になって読んでしまう、
読んだ後も
「やっぱり志村さんはいい人だった」で終わっています。



②「ええ?そんなことある??」

・寺を乗っ取られた元住職

寺って乗っ取れるものなの??
現実にありえなさそうなことは真相を知りたくなってしまう。

似たようなもので、矛盾を感じさせる、つじつまが合わない言葉の組み合わせをあえて使う方法もあります。
撞着語法(どうちゃくごほう)と言います。名前は覚えなくてヨシ。

・食べてヤセる
・小さな巨人
・無知の知
・優しい悪魔
・無色の闇(シルクかわいい)
・Mr.Children
・清楚系AV女優

不労所得なんかもそう。
聞きなれてしまっているかもしれませんが、「所得を得るには労働が当たり前」という前提がある人にとっては大きな矛盾を含む言葉であります。


③強いワード

・「別人」みのもんた79歳の激変姿に…
・元木大介氏、巨人コーチ時代に感じた「才能がハンパない選手」

別人、激変、ハンパない。
最新版、衝撃の事実、最短、最速、無料、暴露、

ありがち、と思うかもしれませんが有効なのだから使うべき。
あなたがどう感じるかではなく、読者がどう感じるかです。
だからターゲット層によって選ぶ言葉は変わりますよね。

本質を好む層に伝えたいなら、本質に訴える言葉を…
と言いたいところですが、そういう人であっても狙うべきは【本能】です。
ワクワクさせてあげられないなら情報発信じゃない!
くらいの気概で全力で考えましょ。

④有名人の名前

・鳥山明氏の命奪った「急性硬膜下血腫」…血液サラサラ薬服用者は
・大谷翔平が「悲しそう」

権威性をお借りしましょう。
あなたがまだ何者でもないのなら、有名人・著名人の名前を使わせていただくといいです。

・落合が認めた…
・C・ロナウドと大谷翔平の違い
・スティーブ・ジョブズのスピーチでは…
・ひろゆき氏がよく使っている小ワザ…
・ガッキーが毎朝必ずやっている肌ケア


⑤興味のあること(ジャンル絞って)

・犬が亡くなる直前に『飼い主に伝えたい』と思っている5つのこと
・洋服を着せたほうがいい犬の特徴5つ
・鳥山明氏の命奪った「急性硬膜下血腫」…血液サラサラ薬服用者は

「ペット」では私は反応しません。
「犬」だから反応します。
「トイプー」なら過剰に反応します。笑

「DRM」という言葉がネットニュースのタイトルに出ることはまずないでしょうが、
もし出てきたなら、ビジネスを勉強しているあなたのアンテナはビビビと反応することでしょう。

”カラーバス効果”というやつですね。
普段ゴルフショップなんてどこにあるかも意識していなかったのに、自分がゴルフ始めたとたんに「おお、こんなところにゴルフショップが!ちょっと覗いてみよう」と言い出して奥さんに呆れられるまでがセットの、アレです。

鳥山明先生のニュースは、病名よりも「血液サラサラ薬」に反応させられました。
薬剤師的には「血液サラサラ」ってめちゃくちゃ違和感しかないんですよね。サラサラにはならんちゅーの。

「血液サラサラ薬は血をサラサラにはしてくれない!?危険な勘違い医療ワード5選」
ネガティブワードと組み合わせると、一部の層には強烈に刺さりますね。



まとめ

①全容がわからず気になる
②そんなことある?
③強いワード
④有名人
⑤対象者の興味のあること


私が今”その威力を体感した”のがこの5つ。
まだ出てきたら追記しますね。

これだけ?

と思うなかれ、
これだけでも出来てる人は超少ない。

だから意識して”毎回”使うだけで
反応は全然変わってくる。

だって、その道のプロのテクニックだから。


一番大事なこと

今回はSmartNewsだったけど、他にもたくさんある
”プロのコピー”からガンガン学んで盗んじゃえ!
ってこと。

これが結局一番言いたかったのです。


ただ眺めている”消費者”から、
”仕掛ける側”に
ならないと、
一生稼げるようにはならんです。

素直に心を動かされて、
いろんなマーケティングを体験して、
自分のビジネスに落とし込むのが
一番ラクで、一番速いです。

”良いパクリ”をしていきましょう!




良いパクリってなんじゃ?

そもそも、何のためにXやってんだっけ?


悩んでしまう人は、
このセミナーを観ると幸せになれます。


ちょっと長めですが、
何をやるべきか
何をやらないべきか
ってのを確認できるのが非常にありがたいセミナー。

無料のうちに観ておくといいと思います。


ご感想やご要望はこちらのLINEへどうぞ。


X(Twitter)のアカウントはこちら。
無料プレゼントもあります。

https://twitter.com/yasukun_brain/status/1758644246234493052





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?