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アフガニスタン現代史(ムジャヒディーン政権編)

 共産主義者となった王族により王政が廃止されたことをきっかけにアフガニスタンの悲劇が始まった。共産主義者同士の混乱を自ら収集できずにソ連軍の侵攻を仰いだところまでを前回共有した。ソ連崩壊に伴うソ連軍撤退後のアフガニスタンを米・ソ・そして隣国のパキスタンがそれぞれの思惑で触手を伸ばしていった経緯を今回は共有する。
 1989年にソ連軍が撤退してから人民民主党パルチャム(穏健)派ナディブッラー政権が崩壊するまでになんと3年もかかっている。なぜならジハードを宣言したムジャヒディーンは装備に圧倒的な差があったナディブッラー政権の軍隊に勝てなかったのだ。ソ連製の重戦車の前にムジャヒディーンは無力だった。
 そこで登場するのが米国下院議員チャールズ(授業ではチャーリー)・ウィルソン(民主党)である。

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