【競走馬】 セレクトセール2024を振り返る: 一口馬主の視点で見た2日間について
昨日で2日間にわたるセレクトセールが終了しました!
今年の最高額は1歳がデルフィニアⅡの2023の5億9,000万円、当歳はセリエンホルデの2024の4億1,000万円と、見どころたっぷりの競りでした。
ということで今回は一口馬主視点でのセレクトセールの振り返りを行なっていきたいと思います。
初めて“リアルタイム“で視聴
コロナ禍で一口馬主に力を入れ始めてから、少しずつサラブレッドのセールを見るようになりましたが、毎年億単位で落札されるセールは筆者の人生とは無縁。
そんな風に思っていたことから、セレクトセールは「いくらで売れた」の結果のみで、セリの様子を見る機会はほとんどありませんでした。
しかし今年は偶然にもリフレッシュ期間と被ったため、初日からリアルタイムで見ることに。
「やっぱり夢のような世界で、自分には関係のない場所。」
そんな気持ちを抱く一方で、それぞれの馬がいくらで落札されるのか。
(=自分の想定と取引価格は合致するのか?)生産者はどんな気持ちでセリの様子を見ているのか。一口クラブはどの馬を競り落とすのか。
なんて考えながら見ていると「Gun Runner産駒ってものすごく評価が高いのか!」とか日高の馬が上場されると「もう一声あがれ!」とか、これまで意識したことがなかった気持ちで2日間のセリを視聴させていただきました。
DMM落札の「最有力候補馬」は…
DMMバヌーシーの会員でもある筆者にとって、最注目だったのはサマーハの2023です。
筆者もサマーハの2022(ジュルナール)に出資しております。
サマーハの産駒にはモルジアナなどシルクホースレーシングの馬もおりますが、注目されるようになったシャケトラ含め、近年は金子真人HDとDMMが獲り合っている状況で、今年はどっち(または別の馬主?)が競り落とすのか注目しておりました。
サマーハの近年の産駒
2018:サヴァニャン(父ディープインパクト)2.1億円・金子真人HD
2019:ラスール(父キタサンブラック)シルクホースレーシング
2020:トラミナー(父サトノダイヤモンド)1億円・金子真人HD
2021:ビダーヤ(父リアルスティール)1.8億円・DMMバヌーシー
2022:ジュルナール(父ロードカナロア)6,400万円・DMMバヌーシー
2023:???
キタサンブラック産駒ののど自慢w
「そんなネタもあるなら是非、DMMで出資したい!」と思いましたが、2023年産駒は1.5億円で金子さんが落札をしましたね。
流石にこの金額を2,000口は回収含めて厳しいので、今回はあっさりと諦めることにしたいと思います。それにしてもキタサンブラック産駒はかっこいいです!
1億円ホースを落札!
ではDMMはどの馬を落札できたのか。
今年はコスモポリタンクイーンの2023を1億円で落札したようですね。
コスモポリタンクイーンの2022といえば、昨年3億円でTNレーシングさんによって落札されて、今年の6月にデビュー勝ちしたスターマン(父Kingman)。
筆者も出資している現3歳馬ドリームクルーズ(同じく父エピファネイア)にそっくりならば出資をしたいのですが…
個人的にはエピファ x ダイワメジャーのニックスや落札額(2,600万円)が魅力的でドリクルちゃんに出資しているので、1億円だと余程馬体と歩様が良くなければ、予算的にも見送りとなってしまいそうです。
いや、ちょっと待って。めちゃくちゃ良いじゃないですか!!
DMMの場合は、取引価格よりも値下げをして募集するケースもあるので、これは今年の募集馬ラインナップを待ちたいですね。
次は現実路線を意識した戦い!?
今回ユニオンオーナーズクラブが当歳のキズナ産駒(クラシックスの2024)を7,400万円で落札したことには少々驚きましたが、これも「ユニオンも侮るなかれ!」ということでしょうか。
とは言っても筆者も会員であるYGGオーナーズクラブのような日高系クラブの多くはセレクトセールでの取引を行なっていないですし、仮に行なっていたとしても億レベルの馬に出資するのは(回収率の面でも)現実的ではないことから、7月下旬に行われるセレクションセールがカギになると思っております。
YGGの1次募集は地方所属予定馬ばかりでしたが、そのラインナップ発表時にも下記のようなコメントがありましたからね。
セールでの取引とクラブからの募集馬発表。
どちらも今後は注目していきたいと思っております。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!