【観光】 ニッカウヰスキー蒸留所見学: 余市で見たウイスキー製造への熱意と歴史について
北海道の旅(帰省)も本日で最終日。
あっという間 かつ怒涛の1週間ではありましたが、終わるとなると少し寂しい気持ちもあります。
前回の記事でも書きました通り、先週の土曜から月曜にかけては日高で馬と触れ合う日々を過ごし、火曜から本日までは札幌近郊を回っておりました。
今回は後半の札幌近郊への遠征で印象に残ったニッカウヰスキー余市蒸留所について書いていきたいと思います。
余市という街
筆者の実家がある日高から余市までは遠く、距離にして約150kmあります。
日高が馬の街であることに対して、余市は果物とウイスキーの街で、主要都市の1つである小樽まで約20kmという立地は日高の人にとっては魅力的な環境ではないかと思っております。
朝イチに実家を出て、余市〜小樽〜札幌というルートで観光をしていくこととしました。
ウイスキーの奥深さ
余市に着いたら前述のニッカウヰスキー余市蒸留所へ行くのですが、前々日に予約をしたということで、工場見学の枠が空いていたのはAM 9:00 or 9:30〜の2回のみ。
渋々9:30〜で予約したものの7時に実家を出て、着いたのは工場見学開始の5分前とかなりタイトなスケジュールでした(苦笑)
ニッカウヰスキーの歴史をプロジェクターで観た後に、ウイスキーの工程である乾燥 → 糖化・発酵 → 蒸留 → 貯蔵・熟成 という流れで工場の施設を見学をしていき、最後にウイスキー&ワインの試飲というプログラムなのですが…
車を運転する筆者は試飲をすることができずソフトドリンクに(涙)
それでもウイスキーがどのように作られていくのか。
製造には気候はもちろんのこと、乾燥や蒸留に必要な炭や樽の原料となる木がたくさん採れる余市の産業・環境があってこそというのも頭の中で繋がり、個人的に非常に価値のある見学だったと感じております。
社会を変えたいという創業者の熱意
ウイスキーの製造工程を知るだけでも良い機会ではあったのですが、NHKの朝ドラ「マッサン」を観ていなかった筆者にとっては、ニッカウヰスキーの創業者で“日本のウイスキーの父“と呼ばれる竹鶴政孝の人生を知れたことも1つの大きな収穫となりました。
日本で誰も「本物」を知らない中、ウイスキーへの熱意からスコットランドへの留学や工場の中で学ぶチャンスを(美人な奥さんもでしょうかw)掴み取って、それを母国である日本に持って帰ってくる。
そして2度の世界大戦もあった中で、余市という場所を見つけ、資金難でりんごジュースを売りながらウイスキーの製造・販売にたどり着くというのは、筆者には想像できないレベルで大変な道のりだったと思うのですが、「熱意」が社会を変える姿というのは人々に勇気を与えてくれるのではないかと思っております。
百聞は一見にしかずということで、ウイスキーやマッサンに興味のある方は是非1度訪れることをオススメいたします。
※今回はスポットで記事を書いたため、メンバーシップ限定記事はございません。
予めご理解のほどよろしくお願いします。
今回も最後まで記事を読んでいただきましてありがとうございます。