【日高観光】 The plural of horse is horse !? 観光客と地元住民で異なる目線~Part1~
エスコンフィールドを楽しんだ札幌編が終了し、苫小牧のドーミーインで1泊した後に筆者の実家がある日高へやってきました。
初日に訪れたのは、門別にあるYogiboベルサイユリゾートファームと現在セプテンバーセールが行われている新ひだか町の北海道市場。
どちらも競馬ファンにはお馴染みの場所で、たくさんの競馬関係者やYoutuberがいらっしゃいましたが、地元ではそれを知っている人もごくわずか。
今回は地元民であり、競馬ファンでもある筆者が、2か所へ行って感じたことについて書いていきたいと思います。
平日の朝から満車となるリゾートファーム
まず最初に苫小牧からは手前に位置するYogiboベルサイユリゾートファームを訪れました。苫小牧駅から牧場までちょうど1時間、日高道の日高門別からも約5分と北海道の中では比較的アクセスの良い場所にございます。
着いてまず最初に驚いたのが、平日の朝から駐車場が満車だったこと。
本州から来たと思われる人で賑わっておりました。
受付を済ませ人参を買って引退馬に会いに回ると、お馬さんたちは餌に全く目を向けない模様…
北海道で生活するお馬さんたちは大人しいのか?
それともすでにたくさんの人参を与えられてお腹いっぱいだったのか?
詳細はわからないのですが、残った人参はヒルノダムールくんが食べ切ってくれました(笑)
ともあれダービー馬のタニノギムレットや、ジャパンカップを勝ったローズキングダム、G1でシルバーコレクターとして活躍したエタリオウなど競馬好きなら誰でも知っているような名馬たちが観光客を迎え入れてくれます。
「存在は知っているが行ったことはない」という地元民が多いのは、本当に勿体無いです。
大手にしかできない要素が凝縮
施設を回っていくと各所で牧場らしからぬおしゃれなデザインを見ることができます。タニノギムレット号(=馬運車)はとってもかっこよかったです!
建物も綺麗ですし、お土産もセンスの良く、これが大手企業の力かと思った次第です。その一方でもし地元の人々が作っていたら…なんて考えてはいけないですね(苦笑)
ビジネスモデルはわからないですが、牧場が施設などのハード面を提供して、yogiboがデザインやコンセプトなどのソフト面を作りあげている感じでしょうか。
その場合、収益はほぼyogiboサイドに入るとは思いますが、牧場の名前が売れるというメリット。また生産に携わっている方々にとって引退馬をノーコストで引き取ることができる(=競走馬保護)→ 地元の観光資源に貢献できるのであれば、ブランドイメージを高める意味でもWin-winの関係性になるのではないかと考えております。
筆者も早速、オジュウチョウサンとアドマイヤジャパンのハンカチを買ってしまいました!
北海道市場編は次回に!
1つの記事で書き上げる予定が、筆者の都合上タイムズアップということで…
次回は北海道市場編として続きから書いて行きたいと思います。
上記の記事を書いた当時のイメージよりも企業が牧場を運営に関与しているというイメージが強くなり、地元を応援したい筆者の意向と合致するのか悩みましたが「競馬に関与する以上、引退馬の支援も必須」という観点と「違うと思えば退会すれば良い」と思ったことから、まずはLite会員に入会してみました。
TCCも最初は何をすれば良いのかわからないまま、自分なりに価値を見出してきましたので、Yogiboベルサイユリゾートファームともこれから長い付き合いができれば良いなと思うところです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!