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【敬馬杯】ついにこの舞台が実現! レースの成功によって競馬界にもたらす可能性とは…

先日、待ちに待ったレースが行われることが発表されました!
それが火曜日の金沢競馬場で行われる「敬馬杯」です。

“馬を敬う“と競馬(けいば)を掛けたネーミングセンスも中々ですが、名前の通り本レースは9歳以上の馬のみで行われる準重賞となっております。
そして出走予定馬は9歳からなんと19歳までかなり幅広いメンバー構成になっており、今からどんなレースになるのか楽しみです。

今回はそんな敬馬杯と今後の可能性について書いていければと思います。


敬馬杯の意義とは…

以前記事にもしたのですが、高齢馬が出走していると「この歳になっても走らされて可哀想」とか「もう引退させてやれよ」というコメントをよく見かけます。

人間に当てはめていけばその理論も正しいのかもしれませんが、サラブレッドは人間のエゴで作り出された経済動物です。
稼いだお金は馬主さんが持っていってしまいますので、レースで獲得した賞金を貯金しておくこともできず、その時々で働いていかなければ生きていくことができません。

その一方で見方を変えると、現役の間は馬主さんが費用面での面倒を見てくれるので、馬目線で言えば、長く現役を続けられることは生きていく上で重要な要素ではないかと筆者は捉えております。

ただここにも問題があって、JRAの障害レースでは10歳前後の高齢馬も走っておりますが、芝を中心とした平地競争ではスピード能力が問われることが多く、高齢馬が好走できる条件というのはかなり限られてきてしまいます。

そういった意味でも高齢馬だけで走るレースというのは、今後競走馬の現役期間を長くしていく上で大きなアプローチになるのではないかと考えている次第です。

JRAでも行うことは可能か?

敬馬杯がどんなレースになるのか。
開催が上手くいって盛り上がれば、今後他の競馬場などでも定期的に行われる可能性があり、やはり最初はかなり大事になってくると思います。

気が早いですが、仮に上手くいった場合、JRAでも実施可能か気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ということで来年JRAで新たなレースが創設されることを前提に出走可能な馬を探していきたいと思います(笑)

まずはレース条件になりますが、いくら高齢馬同士とは言えどもパンパンの芝コースで実施すると脚を痛める可能性があるため、ダートコースで芝馬も挑戦しやすい東京ダ1,600mが良いのではないかと考えております。

次に出走馬ですが、盛り上げるためにはまずネームバリューが大事になってきますので、来年9歳以上 かつ平地G1に出走経験がある馬たちを中心に選んでいくと下記のようになりました。

エルダリーステークス(L)東京ダ1,600m
9歳以上オープン (国際)(特指)(別定)

並べてみると来年9歳の牡馬が多く、8歳というのが節目に感じることと…
まさかのコース適性の高い馬がいない(笑)

これはサクラアリュールが1番人気になるレベルかもしれないです。
でもある意味でフラットな対決になるので、どの馬がこのレースを制するのか!? 是非ともみてみたいものです!

競馬ファンの意思表示が重要!

年齢が直接的な原因でなくとも、万が一にレース中に事故や怪我が起きてしまうと、高齢馬を走らせることの是非に焦点が当たってしまう可能性があるため、まずは全馬無事にゴールをして欲しいというのが筆者の願いです。

その上でこのレースを「競争馬の人生」という広い視点で見た時に、ファンは賛同できるか? できるのであれば“レースを盛り上げる“という開催者への意思表示を行うことが大事ではないかと考えております。

筆者もその日は北海道へ滞在中ということで現地には行けないのですが、馬券を買って売り上げに貢献できればと思います。

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございます!

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yasuの帝王👑born in にいかっぷ🐴🫑
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