24/07/08 最近見たテレビ #7

2024年春クールが終わって夏クールがはじまりました。
1週間先までしか録画予約ができないので、思い出したときにコツコツと予約を植えていっています。「これは見なくていいかな…」となったものは結局消すことになるのですが、このセッティングがなんだか楽しいです。初めてHDレコーダー買った人の感想?


3か月でマスターする世界史 (NHK教育) (終)

いやー、最後まで面白かった! 現代に至ったときの謎の高揚感よ。
全12回のうち2回も使ってモンゴル帝国を取り上げていたのが印象的でした。そして最序盤に出てきた「短命に終わる帝国と長続きする帝国」の伏線(?)が効いてくるのがニクい。

全体を振り返ると大筋がつながるようにするため取捨選択をがんばっているんだろうなあということがひしひしと伝わってきて、そうなると「捨」の部分が気になりだすというもの。好奇心をくれる、とても良い番組でした。
 

ブルーアーカイブ (テレ東) (終)

最後まで見たけどなにか足りないと思ったら11話を飛ばしていたことに気づきました。
すごく凡庸な感想になりますけど、でもやっぱり一番うれしかったのは好きなコンテンツであるブルアカがTVアニメになって動いてたことそれ自体かなあ。TVアニメになるって単純に絵が動くというだけじゃなくてOPテーマやEDテーマが流れたりCMが入ったりっていう付帯したワクワクがあるわけじゃないですか。制作側もここ全体にワクワクしていたんだろうなということがなんとなく感じられる、「楽しそうなアニメ化」でしたね。

ただぶっちゃけ原作となった対策委員会編1-2章はブルアカ全体ではあまり刺さってない部分だったので、そこは覆らなかったかなあ。対策委員会編1-2章は敵役が本当にただの敵のため敵でしかなく、以降のメインストーリーと比べると魅力に乏しかったです。
また戦闘シーンはよく動いてましたが、一発の重みが軽いというか、説得力があまりなかった感じ。ただ戦闘シーンを見せるためだけの戦闘で、駆け引きそのものにあまり興味を持てませんでした。

色々書きましたが、それでも世間の低評価を意外に感じるほどには楽しめたアニメでした。
 

変人のサラダボウル (TBS) (終)

最後まですごく安定して気楽に見られるアニメでした。
魔法のある世界からお姫様と騎士が転移してくるというファンタジーな設定なのですが、現代社会との折り合いがうまい、というかそれそのものが主題になっています。
変わってる人が変わってるまま、ほどほどに波紋を作りながら社会に溶け込んでいく。舞台の岐阜市には他にも変な人がいっぱいいてタイトルにもなっているわけですが、変人がいっぱいいる地方都市そのものがずっと"ある"、群像劇のような作りになっていたと思います。ジョジョ4部みたいな感じ。