22/09/11 Q
最近友人と土曜の夜にエヴァの新劇場版をAmazon Primeを使って見ています。序破ときて昨日Qを見ました。
このQはあんまり評判が良くなかったという話だけ聞いていたのですが…めっちゃおもしろいじゃん!!
えっ、僕この3作の中でQが一番好きですよ!
世界があんなことになって人類もこんなことになって、それなのに残った人類同士で争っているという虚しさ、やるせなさのようなものが全体に漂っていて、それが好きです。
序破の時点だと様々なことに対して「いや、もっとやりようがあるだろ…」と思ってしまうのですが、Qの時点ではもうどうしようもなくなってるのでそんな野暮は思わなくなります。
そしてこのどうしようもなくなった世界に来てしまったシンジ君が、希望をくれるカヲル君にすがるのもわかるんですよねえ。今までで一番シンジ君に感情移入できました。
あと単純に使徒と戦うより人間が人間の作ったもの同士で戦ってる方が好きかも。
とかとか書いたものの、多分3作中Qが好きなのにはもっと大きい理由がありそうなことを自覚していて…。
僕は今回初めてエヴァに触れたんですよね。TVアニメ版も旧劇場版も漫画版も見たことなし。
ただエヴァって本当にすごい作品で、サブカルチャーにとても大きな影響を与えてたくさんのフォロワーを生んでるわけです。というか今回見てやっと気づいたんですけど、フォロワーたち結構がっつりめにエヴァの要素をそのままいただいてるね!?
さておき、僕はエヴァは見たことないのにそのフォロワーの方だけは見て知ってるわけですよ。
なのでエヴァを見ていると「これ✕✕で見たやつだ!」って思うんですけど、それは✕✕がエヴァの影響を受けているだけでエヴァが元なんですよねきっと。
ただそうだとしても僕は✕✕の方を先に見てしまってることに変わりはなくて。なのでどうしても見たことあるものになっちゃうんですよね。
序破はこれが多かったのに対し、Qは少なかった…これがQを楽しめた理由なんじゃないかと思います。