21/04/13 メダロット2の思い出
初代メダロットの話をしたらメダロット2の話もしたくなりました。
メダロット2は多分一番遊んだメダロットです。
リメイク版(弐CORE)も含めると周回数は両手じゃ数え切れないんじゃないかな…ロボロボール(ミニゲーム)だけで10時間以上やってる気がします。
「遊んだゲームの続編」を初めてプレイしたのがメダロット2だったと思います。当時はポケモン金銀は出ていませんでしたし、DQもFFもマリオもロックマンもやってなかったので、初めての続編はこのメダロット2。初代で聞いたBGMが豪華になっていたり初代の登場人物たちが大人になって出てきたり、なにより正当進化したゲーム性にたちまちのめりこみました。
アニメ版も面白くて毎週一番楽しみにしていた番組でした。当時アニメの間に挟まるCMで新メダロットのパスワードが流れて、それをゲーム内で入力するとストーリー中では手に入らないパーツが手に入ってたんですよね。CMのパスワードを読み取るためにアニメをビデオ録画してました。
初代に続いて強敵の話をすると、2で苦戦する相手はなんといってもラスボスでしょう。苦戦なんてもんじゃない、もはやトラウマといっていいレベル。でもラスボス前の演出がめちゃくちゃカッコいいんだよなあ。あそこを超える「I」の使い所はない。でもいま思うと「ぼくと真剣ロボトルだ!」つってんのにパーツ奪ってなかったな。
2はロボロボ団幹部が中ボスという扱いなんですが、カブトバージョンだとそんなにキツくないんですよね。カブトのほうが強いのってスルメぐらいじゃないかな。
他に強敵というとクリア後の敵をのぞけばプース・カフェとか魔王とかでしょうか。特に魔王は普通に戦うとマジで攻撃が当たらない当たらない。でもそれをアンチシーや必中のメダフォースでメタれるのがこのゲームの優れたところ。…魔王相手だとアンチシーも割と外れるけどな!いや、思い返すと外れてたことのほうが多い気がしてきたぞ…。魔王、めちゃくちゃレベルが高いのか勝つと2000とか経験値くれるんですよね確か。
さて、メダロットといえばヒロインの個別エンディング。(2時点での評価)
初代メダロットでは初代GBの限られた容量の中でナエエンドという隠しエンディングをわざわざ実装するほどヒロイン個別エンディングに力を入れるメダロットのこと、当然メダロット2も二人のメインヒロインであるアリカとカリンには個別エンディングが存在します。特に意識しないでも道なりに行くとキララエンドに行く初代とは異なり、2は特に意識しないとアリカ・カリンのどちらにもならないノーマルエンドに行きます。
初回プレイは何も意識せずプレイしたためノーマルエンドに行ったんですけど、最初に見たエンディングということもあってこのノーマルエンドが一番好きでしたね。クセの強い登場人物たちみんなと大団円というきれいなエンディング。
というかいま思うとこの初代にしてヒロイン個別エンディング実装というあたりからすでにメダロットとポケモンのターゲット層の違いが垣間見えますね…。
ちなみにこういう好感度が存在してエンディングが分岐するゲームでは誰の好感度が高いか教えてくれる友人キャラがつきものですが、メダロット2ではヘベレケ博士という爺さん(マッドサイエンティスト、敵、諸悪の根源)が教えてくれます。
終盤、主人公イッキを誘い出すためにヒロインを誘拐するシーンがあるのですが、そこで「イッキにとって大事そうな方を誘拐する」といって好感度の高い方を誘拐するんですね。ここまで好感度を変動させる要素なんて些細なものが手で数えられるほどしかないのにこの見抜き。少年少女の感情の機微に敏感過ぎる…。
ちなみに僕の周りではカリンちゃんのほうが人気のようです。
あとメダロット2の話は聞いてもメダロット2・パーツコレクションの話ってあまり聞かない気がするんですよ。でも2のパーコレはパーコレ史上最高傑作だと思うんですよ!
メダロットはナンバリングタイトルが出たあと「パーツコレクション」という本編中では手に入らなかったものも含め全メダロットが入手可能な派生作品が出ていました。
・メダロット パーツコレクション
・メダロット パーツコレクション2
・メダロット2 パーツコレクション
・メダロットR パーツコレクション(これだけやってない)
・メダロット3 パーツコレクション
と出ているのですが、2のパーコレにあった「スペシャルロボトル」というのが後にも先にもあまりないもので。こちらが使用するメダロットが指定され、特定の行動によって相手を倒すなど勝ち方が指定されます。ただの運ゲーを強いられるものもあったりして出来は完璧ではなかったんですが、普通に自分でセッティングしていると使わないようなパーツを使えて面白かったです。2のパーコレは確か自分で持ってなくて借りてプレイしたんだったような…。
2は思い出すだに「少年時代の思い出」が詰まったゲームです。
同じスイミングスクールに通っていた違う学校の友人もメダロッターだと知ったときの喜び…カブトメダルがレベル60で覚えるメダフォースが知りたくてひたすらカリンやハチロクなどの経験値をたくさんくれる相手を倒してレベル上げをし、「ラストフォルム」なる超カッコいい名前のメダフォースを覚えたときの興奮、そしてドドドドドドゥッ!!!ドガァァァン!!!みたいなのを期待して使ったら自己バフという見た目地味な効果だったときの落胆…「ゲームという体験」をたくさんさせてもらいました。