24/10/08 [Civ6プレイログ] ポルトガル、砂漠を走る砂の船(第4回)
前回(第3回)はこちら。
迷走の中世を経て、ルネサンスは普通の時代。
公約は「不朽」を選択しました。
さて、状況をおさらいしましょう。
我がポルトガルは隣国マリの圧倒的なスタートダッシュに対して大きく遅れを取り、近隣の都市国家をもっぱら併呑されてしまいました。しかし悪いことばかりではなく、最速で宗教を創始したマリに布教してもらったおかげで聖地から食料が出るようになっています。これがタイルから食料が出ない砂漠の世界では非常に大きい。
聖地をスパムしたあとはセオリー通り各都市で工業区域を作っていきます。また交易路も重要な食料獲得源なので商業ハブや港も建てます。コインブラに兵営が立っているのはマリとの戦争に備えて最前線をするつもりだったのですが、空振りましたね…。まあマリに攻められたら終わっていたので備えたことは無駄ではないはず。
128ターン目(西暦300年)、北に第8都市ベージャを建てます。結構大胆にギリシアに寄せていますが、これはギリシアの西進を止める意味もあります。
砂漠の世界ですがツンドラ地帯はあるようです。そして通常なら産出が食料+1のみと弱いタイルであるツンドラですが、このマップにおいては産出がない砂漠がデフォなので相対的に強い。
また砂漠タイルには出現しない特徴である森も出るということもあり、ベージャ以西は相対的に肥沃な土地が広がっています。
135ターン目(西暦475年)、かなりマリに寄せて第9都市ポルトを建設。都心のすぐ左のタイルはマリ領というギリギリの立地です。これはマリへの嫌がらせの意味も少なからずあったのですが、後に思った以上の効果を発揮してくれます。
引きで見るとこんな感じ。白のポルトガルが南北に展開してマリの東と東南を塞いでいます。ポルトではマリに取られる前に山沿いタイルを買いしめました。同盟を結んだうえで幅寄せする、非戦プレイの手筋です。
一方マリはこんな感じ、鉱山を掘りまくってゴールドを出しまくるマリのパワープレイがうなっています。ポルトガルの都市と都市防御を比べると力の差に驚きます。
意外と健闘しているのがマリ南西に位置するイギリス。
イギリスはツンドラタイルや沿岸タイルを多く擁するのと高級資源の湧きが良いのが強いようです。決して広くない領地ながら毛皮・翡翠・香料・鯨を多数にダイヤモンドまで抱えています。更にこれらは翡翠・ダイヤモンド以外「食料が増える改善を建てられる」というのが大きい。
そしてマリの隣国ということで食料が出る宗教を布教されており、準備段階で僕がやりたがっていたプレイをポルトガルよりもうまく実現しています。
148ターン目(740年)、ブラガの西で扇動の心付けをネコババしていた部族が都市国家モヘンジョ・ダロを建設。本当にただただゴールドを巻き上げられただけでした。
ちなみにスクショの上の方ではベージャが別の部族に襲われており、こちらもヒーコラいっています。
しかし悪いニュースばかりではありません。
152ターン目(西暦820年)、マウソロス霊廟が完成。
言わずとしれた最強遺産の一角。港を建設する理由のひとつ。2行の説明の1行ずつでも十分並の遺産くらいの性能はある、2個分の遺産。
156ターン目(西暦900年)に大技術者レオナルド・ダ・ヴィンチを獲得、早くもマウソロス霊廟のパワーで大暴れします。
マウソロス霊廟によってこの効果を2回使うことができ、全ての工房が文化力6を出すようになるのです。これによってポルトガルのターン毎文化力は73から120へと跳ね上がりました。
164ターン目(西暦1030年)、第10都市ゴアを建設。沿岸都市です。
165ターン目(西暦1040年)、第11都市ヴィゼウを建設。沿岸タイルや火山タイルを使えるのと強い工業区域を作れるのとで建てた都市ですが、この都市が後に思わぬ活躍をします。
非戦拡張はせっせと進んでいますが、しかしその間にもこの星はマリの宗教にどんどん染まっています。圧倒的なリードを持っている上に都市国家エレバンの宗主権まで持っているマリは宗教覇権国家。
なんと6文明中4文明はすでにマリの宗教に染まっています。イギリスの宗教はすでに塗りつぶされており、日本が孤塁を守っているのみ。というかペルシャ創始できてないんかい。
しかしポルトガルは最後の切り札として大預言者を握っています。もしマリが宗教勝利にリーチをかけたら大預言者を使用、一気に国内宗教を塗り替えてマリと最終戦争へ突入することになります。
星の行方はいかに! 産業時代へ続きます。