22/08/17 ソの物語
先月25日から、たびたびこの日記に登場している染谷さんに教えてもらいながらブルアカをやっていたんですが、昨日それが一通りの目標を達成しました。
氏の激賞を受けてブルアカ内に実装されている「エデン条約編」というストーリーを読んでみようとはじめたのですが、ソシャゲの常で読み進めるにはゲームをこれだけ進めないといけないよというハードルが設置されており、その課題をクリアできるように進めていたら3週間ほど時間がかかってしまった次第。
いやー、面白かったですね!これだけスケールの大きなスペクタクルを、これだけ丁寧かつ大胆に、ソシャゲというプラットフォームでやってくれたことに素直に感動しました。元々ソシャゲは群像劇をやるには適したプラットフォームだと認識してはいたのですが、これだけその実装に成功しているのを見るとやはり気持ちよくなります。
特にプレイアブルキャラの間で平等にしようだとか悪者を作らないようにしようだとかの保護者会的な悪い意味での配慮が排除されていて、それが結果的にすべてのキャラクターが魅力的な群像劇につながっていたと思います。全員主人公じゃないからこそ主人公のダイナミックなスイッチングで物語をドライブできるという感覚がすばらしい。ソシャゲ原作でありながらゲッサンミリオンが傑作たりえたのもこの感覚によるところが大きかったように思います。
いやー良かった良かったってんで3週間プレイしたソシャゲを一息つくと時間がぽっかり空いたものですが、そこにちょうど『ダブル・ダブル』の新訳版が今日発売じゃあないですか!!