24/02/09 高雄(2) しりげをにる
朝、高雄MRT(地下鉄)に乗り、美麗島駅でオレンジ線に乗り換えました。
…と、その前に、この美麗島駅は高雄の観光情報を見ると必ず載っている駅です。それは駅コンコースのド派手な天井ゆえ。
うかうかしてるとこの美麗島駅、結局一度も降りずに終わる気がする。ということでせっかく乗り換えるんだからと改札から出ずに写真だけ撮らせてもらいました。天井もさることながら、この円形のホールから四方八方に通路が伸びているのが好きです。
オレンジ線で終点の西子湾に行きました。目的はフェリーに乗るため。
この奥に見えてる向こう岸に渡ります。
これは旗津島で、高雄港と外洋の間に位置し、ちょうど防波堤のようになっている島です。
この赤色で塗られた、割り箸を割るのに致命的に失敗したような部分が旗津島。なんでも、昔は本島と陸続きの半島だったのを切り離して船が通れるようにしたんだとか。
フェリーで10分足らずの船旅です。天気が良くて気持ちがいいのですが、風が強い日だったのか波が高くて結構揺れました。
ついた！旗津！！海！！！！
正攻法が通じないタイプのボスもいます。
ちなみに腕(?)は回ります。
PS時代のFFのボス pic.twitter.com/zdDWiViz9c
— ヤスミツ (@7o90_) February 9, 2024
なにせあの細長さですので、ちょっと歩くとすぐに島を横断できてしまいます。
というわけでいきなり外海が見えてきます。
そしておあつらえ向きに島の北から南へ向かって海沿いを走れるサイクリングロードがあるんですねえ！
ちなみに島があまりに細長いせいでこの島は南北方向に走る(自動車が通る)道路が2本しかありません。南の方では合流して1本になってます。
ちなみにひとしきり走った後、今度は反対側の海沿いを走って戻ろうともう片方の際に行ったら全く観光っけのない「普通の道」だったのでご注意ください。帰りは行きの倍疲れた気がするぞ。
フェリー乗り場の周りに屋台がたくさん出ているので、そこでお昼を食べました。
名物の旗魚黒輪(カジキのすり身)のフライをいただきます。塩胡椒のシンプルな味付けがうまい。奥に見えるのが魚卵で、それも丸ごとフライにします。初めて食べる味でした。なにか不健康のかたまりを身体に入れた気がします。
続いて南台湾名物、生姜トマト！！
半年前に会食で食べてめちゃくちゃおいしかったので是非ともまた食べたいと思っていたものです。少し緑色の残ったトマトを生姜のきいた甘辛いタレにつけて食べるのですが、これがうまくて！
トマトの中のトロッとした部分には味がつかず周りの部分にだけタレがつくので味が2段階になるのですが、これが絶妙なんですよね。そしてトマトのトロッ部分もちゃんと甘くて全然タレに負けてない。冗談抜きに食べる手が止まらず一気に食べ切ってしまいました。これ日本でも流行ってほしいよ。
フェリーで本土に戻ってからMRT西子湾駅へ戻る途中、でかいゾウガメが放し飼いにされてました。暑い地域ならではですね…。
MRTを乗り継ぎ、今度は「日本人がみんな行く観光地」だと現地のエンジニアに勧められた蓮池潭に行きました。
龍虎塔という有名な塔があるのですが…
改装中でした。
本来だと龍の口から入って塔を登り降りして虎の口から出られる(逆は縁起が悪い)はずだったのですが…。
仕方ないので他のものを見ようと歩いていると、他にも龍がいました。
龍の口から入れるアトラクションってひとつの池に2ヶ所もあっていいのか！？
せっかくなので入ります。入らせていただきます。
イッツアスモールワールドみたいで楽しかったです。
夕食に溜酸菜魚というのを勧めてもらっていて僕も大変乗り気だったのですが、春節(旧正月)期間中はコース料理しか受け付けておらずコースは2名様以上のみだということで断念。
というか旧正月ゆえかスタバもデパートも17時に閉まります。スタバで格好よく英語で対応してくれたお姉さんが「Happy new year!」と飲み物を渡してくれたのが印象に残っています。デパートに入るといらっしゃいませの代わりに「新年快楽！」とあいさつしてもらったのも。やっぱり今が正月なんだなあと感じます。
仕方ないので夕食を求めてもうひとつの夜市、六合夜市に行ってみることにしました。観光地としてはこちらの方が圧倒的に有名。ちなみに最寄駅は美麗島駅です。朝「降りないだろう」とわざわざ改札まで出て写真を撮った美麗島駅です。フラグを回収していきます。
チャーハンを食べました。おいしかったです。このチャーハンはパラパラじゃないのがよかったですね！僕はチャーハンに関しては断然アンチ・パラパラです。
食べ終わると空が暗くなっていました。
夜市はこれからが本番…なのですが、一日中歩き回って疲れたので僕は早めに宿に戻ることにしました。