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STEP7 興味のある分野

「何が好き?」「何が得意?」

自己理解プログラムを進める中で考え続けていた。
抽象的な言葉と、具体的な対象。

「ダイバーシティ」や「共感覚」そんな抽象的な言葉に心が動く。

一方で「発達障害」「第二新卒世代」「生きづらさを感じる人たち」といった具体的な対象にも惹かれている。

この二つがボクの中で交錯し、うまく整理できない時間が続いた。


「全部大事」=ボクの価値観

何を大事にしているのか?

自己理解プログラムの中で、ボクは「興味のある分野」を分類してみた。

ダイバーシティ
コミュニティ、コラボレーション、場づくり

キャリアデザイン
ライフプランニング、未来志向

社会課題
発達障害、第二新卒世代、生きづらさを感じる人たち

自己理解
深層学習、マインドフルネス、ナチュラル探求心

こうして並べてみると、ひとつひとつはバラバラに見える。
でもその根底に流れているのは、

「自分と他者が自然体でつながる場所をつくりたい」

ボクは、コミュニティを通じて誰かと繋がり、自分自身の可能性を探りながら、他者の可能性を広げることに価値を感じている。

「全部大事」は本当に悪いことか?

興味の粒度が違うと、焦点がブレることがある。
たとえば「ダイバーシティ」と言えば幅広いテーマに見えるし、
「第二新卒世代」なら具体的な人たちが浮かぶ。

でも、これはボクにとっていいことでもあった。
• 抽象的なテーマは、ボクの「価値観」に近い。
• 具体的な対象は、ボクが「誰のために」動くのかを示している。

「全部大事」と感じるのは、それだけボクの興味が広く、深いから。
むしろ、これを無理に一つに絞ろうとすると、自分の良さが消えてしまう気がする。

時間がかかった理由

なぜこんなに時間がかかったのか。ボクの性格や考え方にも理由がある。

納得感を重視する性格
表面的な理解ではなく、「ボクの言葉」にするまで考えたい。
自己理解プログラムの中でも、何度も立ち止まって深掘りを繰り返していた。

「全部見たい」探究心
興味を一つに絞るのではなく、「全部大事」に思える。
それがボクの「探究心」の強さでもあり、苦しさでもある。

「行動」への落とし込みが苦手
抽象的なテーマを理解することと、そこから行動に移すことは別の話だ。
だからこそ、具体的に何をすべきかが曖昧になり、時間がかかった。

整理するための一歩

ボクが今回気づいたのは、整理の方法だ。

抽象と具体を分けて考える
「抽象」は価値観、「具体」は対象や手段だと理解する。

根底にある価値観を見つける
ボクの場合、それは「自然体でつながる場所をつくること」だった。
この価値観が、すべての興味の根っこにある。

小さな一歩を見つける
どれも大事に見えるときは、まず「何から始めるか」を決める。

ボクは「全部大事」に見える自分を否定しない。
むしろ、それを「強み」として活かしていきたい。

抽象的な価値観と、具体的な行動を行き来しながら、
ボクらしいペースで進んでいけばいい。

「全部大事」の中にあるボクの軸。
それを見つけることで、未来への一歩が少し軽くなった気がする。

それはボクにとって自然な姿だ。
これからも、自分と他者をつなげる「場」を、少しずつ形にしていきたい。

だから根底にある価値観を見つめ直そう。
そこには、あなたが本当に大切にしているものが隠れている。

それでは!良いご縁がありますように!